News Letter「スーパーSINETとその活用」(22/30)

  目次   |   先頭   |   前へ   |   次へ  

 
 
前のページで軽く触れたLANの再々構築について少し補足する。

平成11年度から12年度にかけて、Ethernet, FDDI, ATM等の混在環境をEthernetだけの純粋環境に変えた。 これは、FDDIやATMを使い続けることが色々な意味で高コストになったからであり、混在環境が高コストだからである。 また、それまではShared媒体や占有媒体が混在して使われていたのが、スイッチ(占有媒体)のみになった。 これは、性能面やセキュリティ面で高メリットである。 さらに、もう1つは保守費の削減が大きい。 昔は物が高かったが今はどんどん安くなっているので、それに比例して昔購入した物をそのまま使い続けることは保守費用も高いわけであり、新しいものにどんどん入れ換えた方が良いということがある。 そういう理由でお金が無い中でもこれを実施したわけである。

そうこうしているうちに平成12年度補正予算をいただき、10GbE(10GigabitEthernet)の導入と1000BASE-Tの導入を今やっているところである。 10GbEはまだ標準化されてはいないので、端末自身が10GbEで接続することはまだ考えられないから、非標準であっても問題ではない。 10GbEに関しては必要最小限だけ導入しようとしている。
 

  目次   |   先頭   |   前へ   |   次へ  
 
All Rights Reserved, Copyright© サイエンティフィック・システム研究会 2002