SS研:HPCM2001「コンピュータ開発におけるCAE技術の現状」

「コンピュータ開発におけるCAE技術の現状」(8/18)



これはノートPCから放射される電波のシミュレーションです。当社開発のモーメント法を用いたソルバACCUFIELDを用い、機器全体をシミュレーションしました。シミュレーションのため、電流の流れる金属部(筐体、プリント基板、液晶ディスプレイ)をモデル化します。右の電波放射の強度分布を見ますと、ディジタル回路を同期化するための、クロックを伝送するプリント基板の配線パターンが放射源だと分かります。放射電波を減らすため、筐体とプリント基板との電気接続の強化、筐体シールドの強化を行いました。

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