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上記に述べてありますように、いくつかの環境変化があげられますが、そのなかで最大の関心事は、少子化とユニバーサル化と言えます。 少子化によって、大学は学生から選ばれる立場になりました。これによって「学生をいかに集めるか」が大きな経営課題となります。ここに政策の転換が必要になりました。「プロダクト・マインド」から「マーケット・マインド」への転換です。大学は学生といったマーケットを意識した運営をしていかなければならなくなったのです。また、ユニバーサル化によって、多種・多様な学生が入学するようになりました。学生一人一人の個性や意欲を考えて、学生の目的にあったプログラムやサービスを提供し、学生生活をサポートすることが大切となりました。つまり、学生生活における満足度を高め、多くの学生に、入学して良かったと思わせることが重要になったのです。
また、マーケット自身も従来の学生を中心とした考え方から、社会人や地域社会まで視野に入れた施策が必要となってきます。
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