参加者の方々にお願いしたアンケートの集計結果です。ご協力いただき、ありがとうございました。
- テーマ:次世代HPC技術が拓く大規模科学技術計算
- 開催日:2006年8月29日(火)
- 会 場:汐留シティセンター 24階 大会議室
- 参加者:117名 ( SS研会員:37名、 会員外:25名、富士通:55名 )
- アンケート回収状況:
| 出席者 | 回 収 | 回収率 |
SS研会員 | 37 | 31 | 84% |
会員外 | 25 | 16 | 64% |
富士通 | 55 | 31 | 56% |
1.総合評価
【評価ポイント】
- SS研会員:4.29、 会員外:4.31、 富士通:4.25、 合計:4.28
【分布】
【主なコメント】
- 最近のHPCについての情報を得ることができて参考になった。[SS研会員][会員外]
- 種々の研究分野において計算量の需要が果てしないことが分かった。アプリに向いたHPCを考える必要がある。[SS研会員]
- 各分野でどの程度の計算能力が必要とされているかが分かりたいへん有意義だった。今後のシステム導入検討に役立てたい。
- アプリケーションから見たマシンへの要求が分かってよかった。[富士通]
2.各講演の評価
【主なコメント】
- 海外招待講演「High Performance Computing and Parallel Numerical Algorithms...」(Dr.Sameh)
- CSEにおける実アプリのベンチマークがいかに重要かがよく分かった。[SS研会員]
- HPCにおける教育の重要性の観点を再認識できて良かった。[SS研会員]
- 航空機設計におけるCFDの現状と将来展望(JAXA 山本)
- 計算量の必要性、モデル作成の大変さが分かった。[SS研会員]
- 計算機が設計・開発のターンアラウンドの中でどのように使われているのか実例としてよく分かった。[富士通]
- Lattice QCDにおけるPFLOPSコンピューティング(筑波大 宇川)
- Lattice QCDとHPCの関係が概念的に理解でき、とても参考になった。[SS研会員]
- ペタコンピューティングの事例として興味深い講演だった。国際グリッドが形成されているが、新しい時代を象徴している。[富士通]
- 核融合プラズマ乱流の第一原理シミュレーション(原子力機構 井戸村)
- 素粒子物理における計算について分かりやすく説明されて参考になった。[SS研会員]
- どういうところで計算資源の性能を必要とされているのか、またシミュレーション内容も聞けて良かった。[富士通]
- HPCミドルウェアの今後の展望 〜事例が語る将来像〜(富士通 末安)
- 言語やミドルウェア、PSEについて富士通の方向性が分かった。[SS研会員]
3.当イベントの印象
- アカデミックな点が非常に良い。[SS研会員]
- ほどよくオーガナイズされ、テーマも適切だった。[会員外]
4.取り上げてほしいテーマ
【選択式】「SS研会員」の数の上位。【会員+会員外+富士通=合計】
- 並列化(MPI,自動並列化..) 【8+4+7=19】
- 連成計算/各種シミュレーション 【6+5+4=15】
- FPGA 【6+3+3=12】
- ジョブスケジューラ 【6+1+4=11】
- アーキテクチャ比較 【6+0+3=9】
- ペタコンピュータ 【5+6+10=21】
- コンパイラ 【5+2+3=10】
- パフォーマンス/チューニング 【5+2+3=10】
- 専用計算機 【5+1+1=7】
【自由記入】
- 電力、設置面積
- 仮想化
- Web Technology
- 社会科学関連
- CFD計算におけるRANS→LESへのトレンドで、どのようなハード対応が必要か
- HPCアーキテクチャの今後
- VPの資産はどうなっているのか。並列コードにコンバージョン等の現状
- 構造解析/衝突解析
- 民需の事例
- 新サーバーコンセプト
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