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2. 計算対象

 計算対象をFig. 2に示す。領域は、流れ方向に12.8d、壁垂直方向に2d、スパン方向に6.4dを設定した。流れは、平均圧力勾配により駆動され、流れ方向およびスパン方向には、周期境界条件を課した。また、統計量を収集する際には、十分発達した流れ場を適用した。なお、本計算において用いられたレイノルズ数は、壁面摩擦速度utおよびチャネル半幅dによって無次元化されたレイノルズ数Retで180、395、640の3種類である。
 支配方程式は、連続の式、Navier-Stokes方程式よりなる。壁面摩擦速度utおよびチャネル半幅δより無次元化すると、連続の式は、



Navier-Stokes方程式は、


と表される。また、境界条件は


となる。

Fig.2計算対象



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