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7.おわりに

 VPP700E本体の稼働率をみると、導入後6ヶ月にしてフル稼動状態にある。しかも緊急保守を含め、障害等で利用者が使用できない時間が有り、この間もバッチジョブは継続して実行されているにもかかわらずジョブ実行待ちが解消されない状態である。CPU稼働率は、各種ジョブ実行のための方策、SEのジョブ監視努力により高率を示している。しかし、ジョブ待ち時間、待ち数の解消には至っていない。このため、現在全PEを利用するジョブの運用は見合わせているところである。来年には現在の128PEから160PEに増設したシステムで運用することになっており、この状態から脱することを期待する
 最後に、現在抱えている問題をあげる。高速データ通信を行うために各システム間を接続しているHIPPIスイッチ関係における障害が連続して発生し、利用者に対する快適な利用環境の提供が阻害される状況にあり、苦慮するところである。関係者の適切な対応で早期に解決して頂きたい点である。


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