今回、VPP800システムで導入した、ベクトル処理および並列処理のためのコンパイラ、メッセージパッシングライブラリ(MPL)、数値計算ライブラリ、ツールの関係を表3に示す。これらのソフトウエアは、基本的に64ビットおよび32ビットのアドレスモードをサポートしている。
表3.導入ソフトウエアの一覧
| ベクトル | 並列 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| コンパイラ | ライブラリ | ツール | コンパイラ | ライブラリ | ツール |
| Fortran/VP | SSL II/VP | アナライザ sampler fdb pa | Fortran/VPP | SSL II/VPP | アナライザ |
| BLAS/VP LAPACK/VP | HPF2.0 | ||||
| MPL | |||||
| C/VP | C-SSL II/VP | MPI2.0 | ScaLAPACK | TotalView MPTool |
|
| C++/VP | PVM3.3 | ||||
また、次のようなアプリケーションも導入し、サービスしている。
・Gaussian
・MSC/NASTRAN
・LS-DYNA3D
・MASPHYC
・MOPAC
・FEM5
・FSPICE
・AVS