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4.WWSiteの関連製品および機能
4.1 R&DサーバWWSite構築サービスWWSite JEのユーザインタフェースのカスタマイズをPROPOSEで提供している。本サービスのメニューにWeb対応の可視化サービスを組み込むことを検討している。例えば、WWSite JEにて、ジョブ実行して計算した可視化用データをもとに、その後、Webのユーザインタフェースで簡易に可視化を行うことができるようになる。
図14は、計算済みの可視化用データのパラメタをいろいろ変えて、例えば、X軸、Y軸、Z軸まわりの回転、等値面処理、断面処理などのパラメタを変えて、PCの画面に表示できるメニューの例である。シミュレーション結果をPC環境で容易に可視化できるようになり、画像データの取り込みや利用もPCのユーティリティ等を利用しやすくなる。また、三次元図に加えて、GRAPHMANと連携することにより、一次元図や二次元図にも対応している。
図14 Web対応可視化サービスの構築4.2 クラスタシステムへの対応
UNIXサーバGP7000FシリーズにおいてもNQSを利用したジョブ運用が可能であり、WWSite JEによりクラスタシステムへのジョブ投入やジョブ実行をすることができる。クラスタ性能監視については、クラスタシステムの制御プログラムと連携したビューで性能表示、性能監視を行う。
図15は、5ノードからなるクラスタシステムの性能監視の例であり、2つのノードが立ち上がっており、各ノードのCPU使用状況を色分け表示している。左側のグラフは、ネットワーク負荷の推移を示し、右側の棒グラフは、メモリ使用状況を表示している。また、この画面からさらに遷移して、指定したノードの詳細状況をノード単位に表示、監視することもできる。
図15 クラスタシステムにおけるシステム性能表示/性能監視4.3 SystemWalkerとの関連
WWSite SCとNQSをベースとして、R&D系センタのジョブ運用を担う運用管理機能をWebベースのGUIで構築することを計画中である。この検討の中では、汎用的なSystemWalker/CentricMGRとの相互連携も検討している。例えば、SystemWalkerにあるネットワークの状況監視機能をWWWから利用可能することが考えられる。
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