Scientific System研究会HomeSS研HPCフォーラム2003 〜アンケート結果〜
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HPCアプリの新たな領域
 
1.どの分野に興味があって参加したか
2.主な参加理由
3.各講演について
4.総合評価
出席者数アンケート回収数
*111262
*1:講演者/企画委員含む


1.どの分野に興味があって参加したか (複数回答)


2.主な参加理由 (複数回答)


3.各講演について
(1)「高頻度金融データの解析とシミュレーション技法」 (ソニーコンピュータサイエンス研究所 高安秀樹様)

  • 非常に興味ある結果を聞くことが出来た。出来るならもう少し時間をかけて詳細な議論をしてみたくなった。
  • 初めて聞くお話ですが、分かりやすく興味を持つことが出来ました。少し継続的に勉強したいと思います。
  • 物理的解析技術が経済学、社会学に応用可能である点が参考になりました。
  • 実務にどう生かせるかというような話を今後は聞いてみたいと思いました。為替のアービトラージのところ等、実際のコスト等を考慮した研究などもあれば見てみたいです。
  • 実際のデータに基づいて分析して行く方法が大変有効であることを知った。非常に興味深かった。
  • 全くの門外漢であるが、大変興味深く、またHPCの新しい分野に目を向けさせてくれた。
  • 興味深い話でした。経済に規則性があることは初めて知りました。もう少し時間をかけて、もっと話を聞ければ良かったと思います。
  • 全く新しい話で面白かった。経済面でもフラクタルが出てくるというのが興味深い。

(2)「E-CELL Project:細胞のコンピューターシミュレーション」 (慶應義塾大学先端生命科学研究所 中山洋一様)

  • 専門用語が多く詳細は分からなかったが、マクロな目的と流れ、問題点は理解出来、参考になった。
  • 今回のフォーラムで一番気になっていたシミュレーションだったので楽しみながら聞かせて頂くことが出来ました。
  • そこまで取り組まれているということに感心しました。
  • モデルを改良して行くプロセスの話が興味深かった。
  • 生命現象の複雑さを思い知らされる内容でした。その中でも、代謝現象を説明出来てきていることは、様々な応用の可能性を示していると感じた。
  • 現状のシミュレーションの適用レベルが良く分かった。

(3)「Recent Progress in Computational Science at NERSC」 (Dr. Horst D. Simon, NERSC Center)

  • NERSCの活動状況が理解出来、参考になった。
  • Vectorアーキに関するQ&Aが良かった。
  • スーパーノバ検出への応用は興味深かったです。

(4)「OCTAプロジェクト:物質の多階層シミュレーション」 (名古屋大学大学院工学研究科 増渕雄一様)

  • 基本方程式が必ずしも判明していないメゾ領域の計算シミュレーションをシームレスに行いたいとの意図は理解出来た。プラズマのシミュレーション等で得られているノウハウを示して議論する機会を得たいと思った。
  • 丁寧で、深いシミュレーションの内容で感心しました。
  • 分かり易い説明であった。
  • メソ領域のCAEアプローチが参考となりました。
  • 並列化があまり有効ではなく、むしろパラメタサーチ主体であるというのは興味深い。
  • 原子レベルとメカニカルレベルをブリッジするプログラム群は非常に有用。うまい抽象化を考えて計算量をマネージしている点が参考になった。

(5)「ナノデバイス開発のための原子スケールシミュレーション」 ((株)富士通研究所シリコンテクノロジ研究所 金田千穂子様)

  • シリコンLSIの微細化に対して、シミュレーション手法がどのように機能しているか、及び問題点が良く理解出来た。カーボンナノチューブの成長に関するシミュレーションも非常に興味深かった。
  • 現在業務として第一原理MDを始めているところなので、興味がありました。
  • デバイスシミュレーションでの課題については興味深かった。


4.総合評価

全体を通しての感想/所感など
  • 個々の講演内容は各々専門分野であり難しかったが、HPCアプリケーションの適用範囲の拡がりを知るという点で興味深かった。
  • あらゆる分野でシミュレーションの比重が大きくなっていることを改めて認識。
  • 勉強になりました。
  • 4つの異なる分野のシミュレーションはそれぞれ興味深いものであった。各分野での情報交換の必要性を感じた。