今年1月、定員割れで経営に行き詰まった大学が休校に追い込まれるというショッキングな記事が新聞に掲載された。「少子化」「大学全入時代(2009年)」「第三者評価制度の導入」等、大学を取り巻く環境の変化は厳しさを増している。この危機を好機と捉えた大学は生き残りをかけ様々な挑戦に取り組んでいる。その取り組みの一つにe-Learningがある。個性輝く大学を目指し、学生満足度を向上させようと積極的にe-Learningを取り入れ、成功した大学が出現し始めている。
本分科会では、「e-Learningは教育を変えるか?」をメインテーマに、e-Learningへの先進的な取り組みについて事例研究を行なうとともに、e-LearningがLearningそのものとなり、教育と分かち難い存在となりうるのか議論を深め、その展望を探る。
第2回目の今回は、「e-LearningからLearningへ」をサブテーマとして、e-Learningの将来像を探り、Learningそのものになり得るか議論を深めていきます。
前日夜の懇談会は、「次世代のe-Learningを考える」をテーマに掲げ、議論を深めていきたいと思います。
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