1.活動方針
会員が一堂に会する機会を捉え、今後の科学技術分野での情報システムの方向性を模索する共通性のあるメインテーマを選定し、情報交換が活発に行われる活動を目指す。今年度のメインテーマは、「オープンソース時代を考える」とする。
なお、運営は以下の考え方に基づき実施する。
- 分科会セッションは、十分な時間を確保するため、夜の時間を含めて利用できるようにする
- 夜の分科会等懇談会は、多数の方に参加して頂けるよう、分科会を継続して行うことに加え、別の枠も設ける。
- 2日目の午前中に、Linuxに係わる特別報告を実施後、各分科会から、共通テーマ「Linux」も入れた報告を行う。その後、テーマを明確にした討論会を実施する。
- 2日目の午後は、デモ/リサーチ・エキジビット、WG報告、一般報告を実施後、特別講演を実施する。
2.活動内容
[メインテーマ:オープンソース時代を考える] 《参加者:215名》
□会長挨拶 渡瀬会長
□開催趣旨
□分科会セッション:分科会等懇談会までの時間を含めて、パラレルで実施。
- システム技術分科会第2回会合
- 研究教育環境分科会第2回会合
- 科学技術計算分科会第2回会合
□特別報告『富士通のLinuxへの取り組み』(富士通 常務取締役 前山淳次)
□分科会報告:共通テーマ「Linux」
- 「大学教育の観点から見たLinuxの効用について」(京都ノートルダム女子大)
- 「理工系ツールとしてのLinux」(成蹊大)
- 「大規模Linuxサーバの技術的問題点」(富士通研究所)
□討論会「Linuxの適用分野とその可能性」
コーディネータ:天野浩文(九大情報基盤)
パネリスト :吉田智子(京都ノートルダム女子大学、日本Linux協会 副会長)
小川隆申(成蹊大学工学部)
久門耕一(富士通研究所)
□デモ/リサーチ・エキジビット会員出展:7件、富士通出展:29件、ISV出展:1件
□WG報告
- 研究開発支援環境
- Webベースの教育支援環境
- ネットワークセキュリティ
□特別講演
『SPring-8の概要と情報処理システムの利用について』
((財)高輝度光科学研究センター 放射光研究所 瀬崎勝二氏)
□一般報告
『研究者・エンジニアのためのネットコミュニティ「NetLaboratory」のご紹介』(富士通)
□文化講演
『古代建築から日本文化を考える』(奈良女子大 上野邦一氏)
□まとめ
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