科学技術計算分野のコンピュータ技術はすさまじい勢いで進化しつつあり、利用者の期待も高まるところである。会員機関でも、従来のベクトル並列機、汎用サーバ等のシステムに加え、大規模スカラサーバ、PCクラスタといった最新サーバの導入例が多く見られ、その傾向は今後さらに拡大されると思われる。 本分科会では、これらを背景に、現在および今後、会員機関が必要とするであろう、これら最新サーバを利用する技術について、その運用, 性能の両面から議論を深め、現状の問題解決と将来の方向性を検討していく。
□第1回:「見えてきた最新並列技術」
会員より、スカラ並列機の最新の運用事例と、ベクトル並列機での最新のアプリケーション適用事例を紹介する。 科学技術基本政策のテーマとしては、会員間の関心の高い ITBLをとりあげ、その目指すものについて紹介する。 また富士通からは発表予定の最新HPCサーバについての詳細な説明と、PCクラスタの最新情報を紹介することで、会員機関間の議論を深めたい。 なお、会の進め方としては、議論を活発化するため、討論を行う時間を準備する予定である。 <発表候補> スカラ並列機運用事例 ベクトル並列機アプリ適用事例 ITBL紹介 富士通製品紹介:PCクラスタ(ハードを中心に) 富士通製品紹介:新HPCサーバについて(Columbus詳細説明)
スカラ並列機、PCクラスタの効率的な利用に向けては、従来のベクトル並列機利用技術とは異なった、スカラの最適化/並列化技術が重要となる。SMPクラスタWG, PCクラスタWGのそれぞれより検討結果を報告、現状認識と将来の課題について討論を行う。また、PCクラスタについては、会員事例も紹介し、より一層の議論を深める。 富士通からは、最新HPCサーバのチューニング事例やI/O性能を中心に詳細データを報告する。 懇談会では、会員間で関心の高いこれからのセンターのあり方について科学技術計算の立場から取り上げることで、会員間の活発な議論を期待している。 <発表候補> 富士通製品紹介:HPCサーバ(チューニング,I/O性能) SMPクラスタWG事例紹介 PCクラスタWG事例紹介 PCクラスタ運用事例 <候補:理研> 分科会等懇談会テーマ「これからのセンターサーバは?」(センターのあり方)
開催回数: 年2回 開催日時と開催場所: 第1回会合 : 8月 2日(金) 東京地区 (システム技術と連続開催) 第2回会合 : 10月30日(水) 未定 (合同分科会の分科会セッション) 以 上
年2回
第1回会合 : 8月 2日(金) 東京地区 (システム技術と連続開催) 第2回会合 : 10月30日(水) 未定 (合同分科会の分科会セッション)