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質疑応答「九州大学情報基盤センターにおける GP7000F の運用と利用状況について」


−司会− 愛媛大学工学部 野田 松太郎

【司会】
 悪戦苦闘のお話を、どうもありがとうございました。それでは、ご質疑、ご討論をお願いします。

【木村】(富士通(株) ソフトウェア事業本部第二ソフトウェア事業部第五開発部)
 次に発表する者ですが、天野先生が先程仰ったバッチ課金や、並列ジョブの課金については、来年の3月に出荷いたしますParallelnaviでサポートしますので、ぜひお使いになって、評価していただけたらと思います。

【林】(国立天文台天文学データ解析計算センター)
 質問です。GP7000Fで、NQSとジョブの投入数が増えていたということですが、その中で並列ジョブの比率はどのくらいになっているのでしょうか。

【天野】(発表者:九州大学情報基盤センター)
 現在のところは、SCという非並列向けのキューで100〜200の投入件数に対し、(並列向けのキューである)SC8やSC32は1〜2桁という結果になっています。勿論、CPU時間の合計で言いますと、それほどの開きがあるわけではないのですが。

【林】
 一般ユーザに対して、先程の市川さんの発表にあったような、キャッシュを意識して利用するようなループストリップマイニングやアンローリングのような講習会はやられているのでしょうか。

【天野】
 あれほど緻密にチューニングする、というような講習会はまだやっておりません。

【林】
 富士通に対して質問しますが、VPP Fortran 等で現在行なっている講習会と同様に、キャッシュチューニング等に関する講習会も、もし要求すればやっていただけるのでしょうか。

【市川】(富士通(株)システム本部計算科学技術センターHPCシステム部)
 今後そのような講習会を準備し、順次やっていきたいと思います。現状では、OpenMPの講習会はありますが、スカラチューニングについてはまだ行っておりません。

【司会】
 ありがとうございました。(拍手)

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