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SafeFILEでは性能改善として
・メタデータ(管理データ)、データ、ログデータを別ボリュームに分散配置可能
・ブロックの連続域割り当て
・更新ログ情報による高速fsck(ファイルシステムの大きさに無依存)
等を図った。(なお、fsckについてはSolaris7のUFSでは同様の手段により改善が図られている。)
運用性改善として
・マルチボリュームサポートによるファイルシステムの動的拡張
・管理ファイル数128M個
・スーパブロックと呼ぶスペース管理用データや、パーティション構成情報の二重化によるRAS強化
を実現した。さらに将来のHPC向け機能強化として大規模並列アクセスサポートのために
・I/OサイズをSolarisの最大値(Solaris7では1MB)まで拡張
・最大16ストライプのサポート
・現在1TBのファイルサイズ、ファイルシステムサイズをそれぞれ16TB、512TBまでの拡張を計画している。