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VPPにおける運用管理

 UTMS−EXでは、課金集計と予算管理を自動化することができます。

 システム資源の使用量に応じた課金計算をすることができます。対象資源は、CPU時間、VU時間、TSS開設時間、等です。ジョブ・セション・バックグラウンドプロセスで課金体系を変更可能です。
 課金方式は、リアルタイム方式とバッチ方式の両方式をサポートしています。リアルタイム方式は、各計算機サーバ上のutagentデーモンにより、pacctファイルを監視し、ジョブ、セッション、プロセスの終了時に、即時に課金計算する方式です。バッチ方式は、保存されたpacct,wtmpファイルから課金する方式です。また、バッチ方式は、リアルタイム課金の修復・検算としても有効です。課金処理と連動して予算管理を自動化することができます。
 まず、利用者登録時に、予算を設定します。課金処理と連動して、セッションは、login時に、ジョブは、ジョブ投入時にそれぞれ、残りの予算を超過が無いかどうかを検査します。これにより、予算超過者のシステム利用を制限することができます。また、予算超過者をセンタ出口に通知することもできます。


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