[目次] [次ページ] [質疑応答]

R&D分野の運用管理について -VPPにおける運用管理-

  1. 運用管理の課題
  2. VPPの運用管理製品のねらい
  3. UTMS−EXの目的
  4. 利用者情報の一括登録 PCからの情報入力
  5. 課金集計と予算管理の自動化
  6. 統計情報の一括管理とPCでの編集
  7. WWsiteと運用管理
  8. WWsiteシリーズ製品の利用環境
  9. WWsiteシリーズ製品の利用形態
  10. WWsite SC/Vの機能
  11. NQS/ジョブ管理のジョブ監視画面
  12. WWsite SCの新機能
  13. 今後の課題
富士通株式会社
ソフトウェア事業本部
HPCソフト統括部
長田和久
osada@open.nm.fujitsu.co.jp


(1/14)

VPPにおける運用管理


 研究(R&D)機関や大型計算機センターにおいて、PCやWSの普及に伴い計算サーバ(VPPシステム)の運用監視や操作を計算サーバ自体から、PCやWSへオフロードする仕組みが整いつつある。計算サーバの高い計算能力への影響を極力およぼさず、運用管理(課金管理、利用者登録、性能監視、ジョブ監視、等)は、管理サーバ(WS)にて行うことが望まれている。
 また、ネットワークで接続された複数システムの運用負荷の軽減のために、計算サーバを意識しないシームレスな操作や、どの端末(PCやWS)からでも操作可能であることが必要である。
 本報告では、これらの要件を狙いとして、WebGUIやPC操作を活用した以下の運用管理製品群について報告する。

  − UTMS−EX(課金管理、予算管理)
  − WWSite SC(資源監視、ジョブ管理)


[目次] [次ページ] [質疑応答]