日時 | 2019年8月30日(金) ICTフォーラム 13:10-17:30 / 懇親会 17:40-19:00 |
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場所 | 汐留シティセンター 6階 富士通株式会社 プレゼンテーションルーム |
参加対象 | SS研会員に限らず、どなたでも参加可能 |
参加費 | フォーラム:無料 / 懇親会:\500 (当日お支払い) |
参加申込み |
開催済 |
その他 | 本フォーラム以外にも以下のオープンフォーラムを開催します。前日に、著作権法改正やオープンエデュケーションをテーマにした教育環境フォーラムもございます。是非ご参加ください。 |
情報システムを使った教育環境の整備は国内外において枚挙にいとまがない。教育情報システムの特長のひとつは、学習者が自由に選択できる時間と場所で、目的の学習を個別に深化させることにある。繰り返しの学習要求も無制限に応えることができる。しかしながら、これらのシステムを経営者層、教師層、学習者層の三視点から観るとその評価はまちまちである。たとえば、経営者層は構想通りであること、教師層は容易であること、学習者は利用に値すること、などそれぞれの立場で直面する課題に捕らわれがちである。魅力ある教育情報システムとは、数千人〜数万人規の学習者がおのずと集い、教師層が潤沢な電子教材の開発に切磋琢磨し、経営者層の構想通りの学習成果を低コストに実現出来るべきである。本フォーラムでは、黎明期から成熟期にある複数の教育情報システムを例に、より大局的な視点で捉えた理想の教育情報システムの在り方、その現在と未来について、招待講演と闊達な自由討論を行う予定である。
12:40- | 受付 |
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[司会]上繁 義史 (長崎大学) | |
13:10-13:15 |
開催趣旨説明
長谷川 孝博 (静岡大学)
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13:15-13:55 講演 30分 Q&A 10分 |
講演
「『効果・効率・魅力』のある教育学習支援システムとは」
重田 勝介 (北海道大学) プロフィール
国内の多くの大学で教育学習支援システム(Learning Management System:LMS)の導入が進んでいる。しかしながら,システム利用の普及や学習効果の向上,セキュリティ対策含めた安全性・安定性の確保には課題が多い。本講演ではAXIES(大学ICT推進協議会)が実施したLMS導入利用状況の調査,国内外の情勢,北海道大学における LMS開発運用の取り組み等から,「効果・効率・魅力」のある教育学習支援システムのあり方について議論する。
教育学習支援システム, LMS, 教育コンテンツ, eラーニング, オープン化
プレゼン資料(8/22版)[1.3MB]
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13:55-14:35 講演 30分 Q&A 10分 |
講演
「四国の国立5大学によるe-Learning連携」
林 敏浩 (香川大学) プロフィール
四国5大学連携による知のプラットフォーム形成事業として、四国の国立5大学は相互に連携し、各大学のe-Learning基盤を活用して「四国地区における5国立大学連携構想」の中の大学教育を共同実施している(以下、本事業を「知プラe」と呼ぶ)。知プラeはこの取り組みにより連携大学全体の教育の質の向上を図ってきた。現在60科目を超えるe-Learning科目を連携大学で共有し、7,000名近い履修者となっている。本講演では知プラe事業の理念、組織、システム、実績など様々な角度から紹介する。
四国, 大学連携, e-Learning, 大学教育の共同実施, 知プラe
プレゼン資料(8/22版)[1.5MB]
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14:35-14:45 | 休憩(10分) |
14:45-15:25 講演 30分 Q&A 10分 |
講演
「九州大学におけるラーニングアナリティクスの現在と未来」
木實 新一 (九州大学) プロフィール
九州大学では、ラーニングアナリティクス(LA)による教育学習の分析・改善が可能なM2B(みつば)と呼ばれるシステムを導入し、全学規模で運用を行っている。本講演では、大学におけるLAの1つの事例として、M2Bシステムの現状と今後の展開・課題について述べる。学習ログデータを集約・可視化し教師や学習者にフィードバックを行う具体例を示し、そうした方法によって効果的に教育・学習の改善を行うために考慮すべきいつくかの点について議論する。
ラーニングアナリティクス, 教育ビッグデータ, 学習ログ, LMS, eラーニング
プレゼン資料[40MB]
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15:25-16:05 講演 30分 Q&A 10分 |
講演
「JMOOC公認プラットフォーム「Fisdom」〜学内システムとの連携可能性〜」
松永 義昭 (富士通株式会社) プロフィール
JMOOC公認プラットフォーム「Fisdom」は、MOOC(Massive Open Online Course:大規模公開オンライン講座)とSPOC(Small Private Online Course:小規模個別オンライン講座)を統合したプラットフォームである。「Fisdom」は、受講者の生涯にわたる学びを記録できるため、受講者の様々なライフイベントでの活用が期待できる。大学内の他システムとの連携による価値提供の可能性について述べる。
Fisdom, MOOC, SPOC, リメディアル教育, 学びなおし
(プレゼン資料掲載不可)
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16:05-16:20 | 休憩・パネルディスカッション準備(15分) |
16:20-17:25 65分 |
パネルディスカッション
それぞれの立場を満足させる教育情報システムとは〜経営・教員・学生〜
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17:25-17:30 |
閉会挨拶
藤村 丞 (福岡大学)
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17:30-17:40 | 休憩、懇親会準備(10分) |
17:40-19:00 |
懇親会
お飲み物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にご参加下さい。(会費 \500)
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