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SS研HPCフォーラム2019
データサイエンスと機械学習で切り拓く
新しい情報社会 [開催済]

日時 2019年8月20日(火) フォーラム 13:30-17:35 / 懇親会 17:45-19:00
場所 富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター
(東京都港区浜松町 2-4-1)
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例年の『汐留シティセンター』ではありません。ご注意ください。
参加対象 SS研会員に限らず、どなたでも参加可能。
(懇親会への会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます)
参加費 フォーラム:無料 / 懇親会:\500 (当日お支払い)
参加申込み
[開催済]
その他 SS研では本フォーラム以外に以下のオープンフォーラムを開催します。
ご興味がございましたら是非ご参加ください。

開催趣旨

 先日、スパコンの最新ランキングが発表され、「京」は Graph500 で連続一位をキープ、 HPCG で 3 位、 Top500では 20 位となり、稼働から 8 年が経った現在でも上位にランキングされ、有終の美を飾ることになります。今般、ポスト京の名称が「富岳」と公表され、その開発も一段と加速されています。富岳は、アプリケーション実行性能で京の 100 倍を越えることがひとつの目標となっており、京よりさらにアプリケーションとの密な連携が重要となっています。本フォーラムでは、「データサイエンスと機械学習で切り拓く新しい情報社会」と題し、情報社会において実用化が進む、データサイエンスと機械学習をキーワードに講演を行います。引き続き富岳の実用化に向け、次世代HPC について大いに議論を行いたいと考えます。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

当日は講演者プロフィールとアブストラクトなどを記載した講演紹介資料のみを配付します(予稿集は配付しません)。詳細資料が必要な方は、本ページからダウンロードして下さい。【準備中/非公開の講演あり。順次掲載予定】
13:00-受付
[司会]田中 輝雄(工学院大)
13:30-13:35
会長あいさつ
松尾 裕一(宇宙航空研究開発機構)
13:35-13:40
開催趣旨説明
田中 輝雄(工学院大学)
13:40-14:40
講演 50分
Q&A 10分
講演
「 HPC × AI 」
上田 修功 (NTT) プロフィール

 近年、ビッグデータと深層学習を援用したデータ駆動型アプローチが注目され、多方面でその有用性が実証されているが、データ収集が困難なレアイベントでは限界がある。一方、サイエンス分野では、対象に関するモデリングとHPCによるシミュレーションがなされているが、今後は、両アプローチを融合したAI技術が重要である。本講演では、この新たなアプローチである「シミュレーションベース機械学習」について説明し、その具体的な応用例について紹介する。

人工知能、HPC、シミュレーションベース機械学習
資料掲載無し
14:40-15:40
講演 50分
Q&A 10分
講演
イベント・ホライズン・テレスコープによるブラックホールシャドウの撮像
笹田 真人(広島大学) プロフィール

 イベント・ホライズン・テレスコープは今年4 月に M87 銀河の中心にある巨大ブラックホールのシャドウの撮像に成功したと発表した。公開された画像では、事象の地平面近傍では光が逃げられず暗くなる様子(シャドウ)が見られ、ブラックホールの直接的な証明となった。本講演では今回用いられた電波干渉計観測から画像再構成までの流れ、および物理的解釈について発表する。

電波干渉計観測、撮像、ブラックホール、シャドウ、一般相対性理論
15:40-15:55 休憩(15分)
[司会]深沢 圭一郎(京都大学)
15:55-16:55
講演 50分
Q&A 10分
講演
機械学習・パターン認識の漁業への応用
飯山 将晃(京都大学) プロフィール

 SDGsの目標のひとつにも挙げられているように水産資源の持続的な利用は世界的な課題であり、水産資源を保護しつつ産業としても持続可能な漁業を実現するための技術が要求されている。講演者は人工知能技術を用いた漁業支援のプロジェクト「Fishtechによるサステイナブル漁業モデルの構築」を進めている。本講演ではプロジェクトでの取り組みの紹介と、その研究成果として、深層学習を用いた海水温画像の修復処理とその可視化、海況パターンからの漁場推定技術について紹介する。

機械学習、パターン認識、深層学習、水産業、衛星画像
16:55-17:30
講演 25分
Q&A 10分
講演
スーパーコンピュータ 「富岳」 の開発
新庄 直樹(富士通)

 富士通が理化学研究所と開発に取り組んでいるスーパーコンピュータ「京」の後継機、スーパーコンピュータ「富岳」(ポスト「京」の新しい名称として理研が 5 月 23 日に公募により決定・公表)の開発状況について報告する。「富岳」は、既に設計を完了し、2019 年 3 月末に量産を開始している。本報告では、「京」からの進化について概観し、その性能と、今後の取り組みについて議論する。

17:30-17:35
閉会挨拶
井口 寧 (北陸先端科学技術大学院大学)
17:35-17:45 休憩、懇親会準備(10分)
17:45-19:00
懇親会(会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます)
お飲み物とおつまみの簡易パーティです。
お気軽にご参加下さい。(会費 \500)

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