日時 | 2019年2月1日(金) 会合 13:30-17:30 / 懇親会 17:35-19:00 |
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場所 |
富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター大阪(中之島ダイビル10階 ) FUJITSU Digital Transformation Center Osaka br>
※ 例年と異なり、今回は大阪開催です。ご注意下さい。 |
参加対象 | SS研/IS研/CS研会員限定 |
定員 | 70名(予定) |
参加費 | 会合:無料 / 懇親会:\500 (当日お支払い) |
参加申込み |
受付終了しました。当日申込も可能です。名刺ご持参の上、受付にお越し下さい。 |
情報システムへの依存度が高まるにつれ、そのシステムを狙うサイバー攻撃からの防御、システム自身のセキュリティを維持することは非常に重要な課題となっている。現在では、それらの課題に対して技術的に取り組んでいたとしても、全てのインシデントを未然に防ぐことは困難になっている。夏のICTフォーラムでは、そういう状況でどのような規定を作っていけば良いかを議論した。
これを踏まえて、冬の分科会会合では、具体的なセキュリティ対策の議論を行うことにした。各組織の予算や人員は異なるので、セキュリティ対策も組織によって異なるが、セキュリティ対策をどこまで行うべきかは悩みの種である。そこで、想定されるリスクを考慮しつつ、参加者の所属する組織の実情等を踏まえながら、それぞれの組織での対応の情報交換を行うことによって、参加者自身がセキュリティ対策のヒントを得られることを目標とする。
具体的には、まず、NII-SOCSの運用から見えてくる大学におけるセキュリティの現状と課題について話題提供をいただく。その話題を踏まえながら、参加者がいくつかのグループに分かれて、グループ単位で情報交換や討論を行う。参加者が所属する組織で行なっている対策等をグループ内で紹介したり、質問することで参加者が新たな気づきを得る場とする。
13:00- | 受付 |
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13:30-13:35 |
開催趣旨説明
佐藤 聡 (筑波大学)
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13:35-14:05 講演 30分 |
講演
NII-SOCSの運用から浮上してきたセキュリティ対策の課題 〜高度化するサイバー攻撃にどう向き合うか〜
高倉 弘喜 (国立情報学研究所) プロフィール
サイバー攻撃の手口は急速に高度化し、もはや攻撃の完全防御ではなく被害発生を想定した対策が求められるようになってきた。このような背景を受け、NIIではNII Security Operation Collaboration Services(NII-SOCS)の運用を開始した。NII-SOCSでは、日々60万件の警報と6億件のセッション情報を分析し、リスク度の高いものについて参加機関へ情報を提供している。本講演では、NII-SOCSの運用から見えてきた知見として、高等教育機関におけるサイバーセキュリティマネージメント層を含めた人材育成や組織体制の構築の現状と課題について解説する。
インシデント対応、セキュリティマネージメント層育成、NII-SOCS
プレゼン資料(1/30版)[10MB]
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14:05-15:35 グループ討論 90分 |
グループ討論 その1
複数のグループに分かれ、参加者全員で、
セキュリティ対策状況の共有と討論を実施 |
15:35-15:55 | コーヒーブレイク&討論テーマ決め |
15:55-17:25 グループ討論 90分 |
グループ討論 その2
コーヒーブレイク中に決定したテーマで、
グループ編成を変えて討論を実施。 |
17:25-17:30 |
閉会挨拶
岡村 耕二 (九州大学)
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17:30-17:35 | 休憩 |
17:35-19:00 |
懇親会
お飲み物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にご参加下さい。(会費 \500)
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