日時 |
2014年9月1日(月) 分科会 13:30-17:55 / 懇親会 18:10-19:10 |
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場所 | 汐留シティセンター 6階 富士通株式会社 プレゼンテーションルーム (低層階用エレベーターで6階へ。1階富士通総合受付での受付不要です。) |
参加対象 | SS研、IS研、CS研 会員機関にご所属の方 |
定員 | 100名 |
参加費 | 分科会:無料 / 懇親会:\500 (当日お支払い) |
参加申込み |
終了しました |
現代社会は、複雑・高度化するだけでなく、その変化も著しく、将来の
予測が困難となっている。中央教育審議会では、このように変化の激しい
時代に生き残るため、「生涯、学び続け、どんな環境においても“答えの
ない問題”に最善解を導くことができる能力」を育成することが大学教育
の大きな目標であるとしている。このような背景のもと、これからの学び
についても学生がより主体的に学ぶかたちが現れてきている。
教育環境分科会では、昨年度に引き続いて年間のテーマを「学生主体の
学びとその支援」とし、第1回会合は「これからの新しい学びのかたち」
をサブテーマとして実施する。各大学での取組事例とともに参加の皆様の
相互の交流と議論の深化のために、様々な立場の参加者で「これからの新
しい学びのかたち」についてのワークショップも実施する。
13:00- | 受付 |
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[司会] 市川 尚 (岩手県立大学) | |
13:30-13:35 |
開催あいさつ
喜多 一 (京都大学)
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13:35-14:25 講演 40分 Q&A 10分 |
基調講演
eスクールを立ち上げて10年。岐路に立って思うこと
野嶋 栄一郎 (早稲田大学)プロフィール
早稲田大学人間科学部eスクール設立の背景と目的、組織・運営体制、オンデマンド授業とコンテンツの制作過程、カリキュラム編成、LMSの概要を説明する。続いて、2003年の設立以来のeスクールの成長と発展の経過を解説する。eスクールは通学制の学部を基盤とし、かつそれに併設された教育課程であり、持続的な成長を伴った遠隔教育モデルである。それらの存在理由と将来への発展可能性について言及する。
eスクール、オンデマンド授業、LMS、遠隔教育、持続可能性、生涯学習
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14:25-15:15 講演 40分 Q&A 10分 |
講演1
デジタルファブリケーションを利用した新たな学びのかたち
田中 浩也 (慶應義塾大学) プロフィール
3Dプリンターをはじめとする製造機械の小型化やデジタル化、さらにはインターネットとの連携は新しいものづくりの形を生み始めている。 このデジタルファブリケーションの変革は「工業の個人化(パーソナルファブリケ―ション)」を促進し、メーカームーブメントやファブラボの勃興として世界中に広がりつつある。人々が生活の環境、用具の利用者であり創造者ともなる近未来のファブ社会の実現に向けて、学びについて考えてみたい
3Dプリンター、デジタルファブリケーション、ファブラボ、パーソナルファブリケーション、ファブ社会
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15:15-16:05 講演 40分 Q&A 10分 |
講演2
デザインスクールにおける学びのデザイン
十河 卓司 (京都大学) プロフィール
京都大学デザイン学大学院連携プログラム(京都大学デザインスクール)は、異なる分野の専門家との協働により「社会のシステムやアーキテクチャ」をデザインできる博士人材(「十字型人材」)を養成する博士課程教育プログラムである。本講演では、新たに設計された実習である「FBL/PBL(問題発見型/解決型学習)」をはじめ、「デザインイノベーション拠点」、「デザインイノベーションコンソーシアム」など、産官学が連携して十字型人材を養成するためのさまざまな取り組みについて紹介する。
デザイン学, 十字型人材, 異分野協働, 問題発見型学習, 問題解決型学習, FBL/PBL, 相互学習
プレゼン資料(最終版)[2.3MB]
講演後Q&A
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16:05-16:20 | 休憩(15分) |
16:20-17:50 事前説明 10分 ワークショップ 50分 発表&講評 30分 |
ワークショップ
これからの新しい学びのかたち
坂口 和敏 (富士通デザイン(株))
「これからの新しい学びのかたち」について、少人数でのグループ討議 |
17:50-17:55 |
閉会あいさつ
喜多 一 (京都大学)
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17:55-18:10 | 休憩・会場準備 |
18:10-19:10 |
懇親会
お飲物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にご参加下さい。(会費 \500)
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