日時 |
2013年8月28日(水) 分科会 13:30-17:50 / 懇親会 18:05-19:00 |
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場所 | 汐留シティセンター 24階 富士通株式会社 大会議室 |
参加対象 | SS研、IS研、CS研 会員機関にご所属の方 |
参加費 | 分科会:無料 / 懇親会:\500 (当日お支払い) |
参加申込み |
終了しました |
その他 | 服装はスーパークールビス推奨 (室温28℃設定) |
近年の様々なインシデント、災害や経済状況を顧みて、各組織ではBCP (Business Continuity Plan / 事業継続計画) が重要な課題になっている。BCPには、ICTの支援が不可欠である。そこで、第1回目のシステム技術分科会では、ICTを活用したBCPについて着目する。本分科会では、震災を経験された組織による具体的なICT支援によるBCP事例、パンデミック対策へのICT支援、経済性と利便性を考慮したBYOD (Bring Your Own Device) の技術および事例紹介を行ない、その後、情報交換を行なう。
本年度も、昨年度に続き、講演中の講演者と聴講者が対話できる形式を予定している。
13:00- | 受付 |
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[前半司会] 佐藤 聡 (筑波大学 学術情報メディアセンター) | |
13:30-13:35 |
開催あいさつ
岡村 耕二 (九州大学 情報基盤研究開発センター)
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13:35-14:00 講演 25分 |
講演1
スマートデバイスをリモコンとして活用するWeb版クリッカーの紹介
古賀 掲維 (長崎大学情報メディア基盤センター)プロフィール
近年、大学の教育現場において、アクティブ・ラーニングへの関心の高まりなどからクリッカーと呼ばれるシステムの導入が進んでいる。クリッカーは正式にはオーディエンス・レスポンス・システムと呼ばれ、教育者と学習者間の双方向コミュニケーションを可能にするシステムである。本講演では長崎大学で開発したスマートデバイスをリモコンとして活用するWeb版クリッカーについて、その特徴や利用方法などをデモも交えて紹介する。
クリッカー、スマートデバイス、Webアプリケーション、アクティブ・ラーニング、授業改善
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14:00-14:50 講演 40分 Q&A 10分 |
講演2
学内情報通信基盤の耐震対策の効果
曽根 秀昭 (東北大学サイバーサイエンスセンター) プロフィール
東北地方太平洋沖地震による東北大学の施設への被害も甚大であったが、様々な耐震対策はよく効果したと考えられ、学内情報基盤への被害も比較的軽微であった。情報通信基盤の設備を維持できるための耐震補強など防災対策が、災害時のサービス継続を保つ減災対策、あるいは復旧・復興の重要な鍵になる。筆者の体験に基づく大学の情報基盤の被災状況及び耐震対策とその効果を報告する。
情報通信基盤、東日本大震災、震災被害、防災、耐震対策
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14:50-15:40 講演 40分 Q&A 10分 |
講演3
非常時を想定した大学ICTのあり方と現状
梶田 将司 (京都大学情報環境機構IT企画室 学術情報メディアセンター) プロフィール
大学ICT現場においては、財政的・人材的リソースの限界から滅多に生じない非常時のためのリソースは切り捨てられがちであるし、安否確認システム等、非常時にしか使用されないシステムは日常的に使用されるシステムとは切り離して構築される傾向がある。本講演では、京都大学のICT基本戦略を題材にしながら、通常時だけでなく非常時までを想定した大学ICTのあり方と現状について考える。
ICT戦略、コミュニティ、レジリエンシー、自動化、DevOps
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15:40-16:00 | 休憩(20分) |
[後半司会] 鈴木 聡 (高エネルギー加速器研究機構 計算科学センター) | |
16:00-16:50 講演 40分 Q&A 10分 |
講演4
九州大学におけるPC必携化
殷 成久 (九州大学情報基盤研究開発センター) プロフィール
九州大学では、2013年度の新入学部生より、講義、自習のための個人用PCの必携化を実施している。それに合わせて、学生が個人用PCを使用するための環境整備として、教育用無線LANを整備し、また、学生個人のパソコンを利用した授業の学習環境をできるだけ揃えるために、「新入生PC講習会」を実施した。講習会の内容は、講義に使用するソフトウェアのインストール、学生アカウントの有効化、無線LANの設定などである。講習会への新入学部生の出席率は99%であった。現在「情報処理演習」などの授業では、既に学生の個人のパソコンを利用しており、混乱なく授業が行われている。本報告では、九州大学でのPC必携化の実施状況について報告する。
PC必携化、教育環境整備、ICT活用授業、教育実践、講習会
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16:50-17:40 講演 40分 Q&A 10分 |
講演5
コンテキストデスクトップ技術
-状況に応じてスマート端末を専用端末化- 松本 達郎 (株式会社富士通研究所 ヒューマンセントリックコンピューティング研究所) プロフィール
個人端末を業務利用するというBYOD技術が広がりつつある。我々はこれを一歩進めて、スマート端末を、利用者の置かれた状況に適した機能に絞り込んだ専用端末化する技術 (コンテキストデスクトップ技術) を開発した。今回は、一般的なBYOD技術を簡単に俯瞰し、本技術の詳細、適用例を示し、簡単なデモをご覧いただく。
ユビキタス、モバイル、スマート端末、BYOD、セキュリティ
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17:40-17:50 |
閉会あいさつ
岡村 耕二 (九州大学 情報基盤研究開発センター)
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17:50-18:05 | 休憩・会場準備 |
18:05-19:00 |
懇親会
お飲物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にご参加下さい。(会費 \500)
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