[特別講演]
福島原発事故 - 情報発信とデータのアーカイブ -
講演者
早野 龍五
東京大学 理学系研究科 教授(物理学)
- [略歴]
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- 1979年 3月 東京大学大学院理学系研究科修了 理学博士(物理学)
- 1979年 4月 東京大学理学部 助手
- 1982年11月 高エネルギー研究所 助教授
- 1986年 4月 東京大学理学部 助教授
- 1997年 1月 東京大学大学院理学系研究科 教授
- [研究分野、研究テーマ]
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- [所属学会、受賞歴、著書など]
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- 所属学会:日本物理学会
- 受賞:井上学術賞(1998年)、仁科記念賞(2008年)、中日文化賞(2009年)
- 主な著書:「計算物理」(1992)、「スーパーコンピュータと科学」(1994,訳書)、「グライナー 量子力学概論」(2000,訳書)
アブストラクト
福島原発事故では、情報開示、情報発信の方法などについて多くの問題点が指摘されてきたが、自治体や各種機関、市民団体等が行なっている食品検査、ホールボディーカウンター検査などのデータ蓄積の共通基盤が欠如していることも、大きな問題である。これらのデータを俯瞰的に活用することは、福島の復興に必須であるし、昨年3月以来各機関が収集した全データをアーカイブして後世に遺すことも我々の世代の勤めである。
資料
プレゼン資料[8.0MB]
講演後Q&A