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[特別講演]
思考ゲームにおける計算知能の未来

講演者

講演者 飯田 弘之
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授

コンピュータゲーム、名人の思考モデル、人間の独創性、相手モデル探索、ゲーム洗練度の理論、ゲーム情報力学モデルなどの研究に従事。

[略歴]
  • 1992年〜1993年 マーストリヒト大学 客員研究員
  • 1994年 プロ棋士休場(将棋プロ棋士六段)
  • 1994年〜1996年 電子技術総合研究所 特別研究員
  • 1996年〜2004年 静岡大学情報学部 講師・助教授
  • 2002年〜2006年 JSTさきがけ 研究員(機能と構成領域)
  • 2005年〜2015年 北陸先端科学技術大学院大学 教授
[研究分野、研究テーマ]
  • ゲーム情報学
  • エンタテインメントと知能
  • ゲーム情報力学
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • International Computer Games Association 理事
  • IFIP Entertainment Computing TC14 Committee

アブストラクト

本講演では、思考ゲームにおける人間とコンピュータの違いに焦点を当てながら議論する。人間は、相手モデルを考慮することで、相手の盲点をつくなどの勝負手が可能となり、さらには教育的または社交的な対局も可能である。コンピュータは、「勝負」のためだけに設計されており、勝敗を競うという視点では名人に迫りつつあるが、総合的な視点では、投了の時期が判らないなど、知性の偏りが著しく、知性を有するとは言い難い。ゲーム場における知的な相互作用を解き明かすことでこれらの謎に迫りたい。

キーワード

思考ゲーム, 計算知能, 相手モデル探索, ゲーム洗練度の理論, ゲーム情報力学

資料

  要旨[119KB]   講演後Q&A

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