1967年香川県生まれ。
広島大学 学校教育学部中学校教員養成課程国語専攻卒業、広島大学大学院学校教育研究科言語教育学専修修了、桜美林大学国際学研究科大学アドミニストレーション専攻修了、ビジネス・ブレイクスルー大学院経営学研究科経営管理専攻修了。
修士(教育学)、修士(大学アドミニストレーション)、MBA。
山陽女子短期大学人間生活学科助教授、宮崎国際大学比較文化学部助教授、鳥取大学入学センター准教授を経て、2007年より現職。
エンロールメント・マネジメントは、科学的マーケティング手法によって大学マネジメント・サイクルを永続させることである。大学におけるマーケティングとは、学生募集を指すのではない。私たちの学生の価値を創造し、その価値の最大を実現し続けるための、組織一体となった活動が、大学におけるマーケティングである。
大学マーケティングを実現するためには、大学調査(IR)が欠かせない。入学前の接触情報から、入学時点での期待、入学後のGPA、学生生活や教育サービスへの満足度、目標の達成感、学生生活、就職、卒業後の大学教育への満足度や要望等々を調査、分析することなしには、私たちの学生を知り抜くことはできない。
山形大学では、学生に関する入学前から卒業後までの情報を一貫してトラックし、分析するためのITインフラである「総合的学生情報データ分析システム」の構築に2010年度より着手している。学生を知り抜くために、IRの新しいあり方を提示し、日本や世界の大学のIRに大きなインパクトを与える挑戦が始まっている。
エンロールメント・マネジメント, マーケティング, IR, 総合的学生情報データ分析システム
要旨(11/02版)[130KB] プレゼン資料(10/05版)[6.4MB] 講演後Q&A