ホーム > 資料ダウンロード > ニュースレターCD-ROMホーム > 合同分科会 2011年度会合 講演資料 > 開催趣旨説明

開催趣旨説明

大石 雅寿 (国立天文台)

皆様おはようございます。昨日、20時半過ぎまで楽しく語らっていたので、だいぶお疲れの方も多いと思います。

今回の合同分科会の趣旨説明ですが、企画のテーマを決めるのが春でして、ちょうど東日本大震災の後に色んな意味で混乱している時期に、こういう混乱している時には情報伝達ということが非常に重要ですね、という所から企画会議の中でテーマを設定しようという話になりました。単なる情報伝達ではなく、厳しい状況の中でいかに有効に情報を伝達するのか、ICTを活用するのか、を議論していこう。ただ、それだけでなく、全く予想していませんでしたが、SPEEDIの情報があったのだけれど、公表のタイミングに問題はなかったのかということも問題としてあがってきました。あわせてそうした行政との関係も議論できないかという話になりました。

ご存知の通り、SPEEDIはHPC分野の成果であり、こういうものが社会の中で共有されていなかったことは大いに反省されなければなりません。またそれは、HPCに関わる人間がというよりは、これからの我々が、行政とどう関わっていくべきかが、大きな課題になると思っています。さらに、これからの世代を担う若い人達に、こういう大変なことから学んだことを如何に伝えていくのか、次の世代の人達がよりよい暮らしを送るためには、今の我々がどういう取り組みをしなければならないのか、そういう重いテーマではあります。明るい未来につながるであろうということを踏まえて、今回のテーマを設定させていただくことにしました。広い範囲をカバーする、それぞれの分野でリードする方に来ていただきましてので、おそらく今回の合同分科会はエポックメイキングになるのではないかと期待しております。

ちょっと重い話になりましたが、肩の力を抜いて色々語り合っていただきたいと思います。では、どうぞ宜しくお願い致します。(拍手)

SS研について

イベント情報

研究会活動

資料アーカイブ

情報発信

リンク集




鍵マークがついている情報の閲覧にはWebサイトIDが必要です。登録/変更ページへ
Webサイト閲覧時にIDが必要なページには、鍵マークが付いています(当CD-ROM内では不要)。
コンテンツの最新/詳細情報は、SS研Webサイトをご覧下さい。
All Rights Reserved, Copyright© サイエンティフィック・システム研究会 1996-2024