大渕 慶史 (熊本大学)
平成22年8月13日〜20日、韓国釜山の東亞大学にて、日韓合同デザインキャンプが開催された。熊本大学工学部の学生32名が参加し、東亞大学の学生と混成グループを組んで、「自然エネルギーを利用した省エネ機器の開発」というテーマで、ものづくりコンテストを行うものであった。
限られた時間で両大学の学生共に全力を尽くして作品を製作し、最終審査に臨み、大きな達成感を得たようである。最後はどのグループもほとんど寝ずに作品づくりをしていたが、その割には送別会では大変なはしゃぎ様でパワフルさを感じた。帰りのバスの中で数人の学生に感想を聞いたが、異文化に触れ、異国の学生に触れ、自分の心の中がかなり変化した様子を話してくれた。今回の最大の目的である熊本大学の学生と東亞大学の学生との友好促進は果たせたようである。
ものづくり、創造性教育、エンジニアリングデザイン、国際交流、コミュニケーション