東京造形大学 益田 文和
日本は過去10年間、官民をあげてエコデザインの普及・啓発に努め、世界に類を見ない成果を上げてきた。そうして開発されたエコプロダクツの多くは市場で支持を得て売り上げを伸ばしてきた。その一方でこの間、日本のCO2排出量は増加の一途をたどっており、結果として技術革新が必ずしも社会のサステナビリティに直結しないことが実証された形である。今求められる社会イノベーションとサステナブルデザインについて考察する。
エコロジー、エコデザイン、サステナビリティ、サステナブルデザイン、社会イノベーション