九州大学 坂井 猛
九州大学は、大学改革後の大学像を実現する舞台としての新キャンパス建設を推進できる千載一隅の機会を得て、糸島の恵まれた環境のもとに21世紀の新しいキャンパスを建設し、世界的レベルの拠点を構築、展開しようとしている。新キャンパス計画専門委員会に設置された各種の学内専門家が参加するワーキンググループによって、焦点を絞った検討を行い、環境保全や都市構想づくりなどのさまざまな事業を展開してきた。学内の教職員はもちろん、卒業生、在校生、経済界、国の機関、自治体、地元関係者など、多くの人々に支えられたキャンパス整備を行っている。
環境、生物多様性、景観、大学キャンパス、学術研究都市