福井県立大学学術教養センター
山川 修
福井県立大学では、項目応答理論(IRT)を使い、新入生のコンピュータ利用能力(スコア)を継続的に測定しているが、IRTをベースに推定されたスコアに対応する教材を選択する方法を考案したので、今回解説をする。通常,能力に応じた教材を提供するためには、インストラクショナルデザイン(ID)に基づいて教材をトップダウンにデザインする必要があるが、ここで考案した方法は,教材を学習した学生にアンケートを実施し、その結果と学生のスコアをもとに、各教材の「知識度」を推定するというボトムアップで簡便な方法である。
項目応答理論,IRT,能力推定,教材選択手法,知識度
講演資料 プレゼン資料なし