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開会あいさつ
宇佐川 毅 (熊本大学総合情報基盤センター)
本日はお忙しい中お集まりいただきまして、どうもありがとうございます。研究教育環境分科会 2007年度第2回目の会合を、明日以降の合同分科会と併せて開催させていただきます。本分科会が従来より取り組んでいる、ICTを活用した学習支援というテーマについて、本日は5名の方々から少し幅を広げた形での事例をご紹介いただきながら、議論を深めていきたいと思います。
最初にご紹介いただくのは、大阪経済大学の家本先生より、SS研LMS研究WGの活動報告です。LMSが普及し利用されている近年、先生のお言葉を借りれば"第2次萌芽期"と言うのでしょうか、逆にLMSに振り回されてはいけないよ、というような、少し全体を見渡せる議論を行なっていただけると伺っております。
次に、東海大学の若林先生より、サイバーキャンパスへの具体的な取り組みについてご報告いただきます。
休憩をはさみまして、関東学院大学工学部の千葉様より、早期合格者を対象に、入学前にe-Learningで少し勉強してもらおうという非常にユニークな取り組みについてご紹介いただきます。
その後、これは大学を卒業してからの話題になると思いますが、富士通株式会社の村松さんから、ジョブカフェという雇用関連センターにおける岩手県での取り組みについてお話をいただくことになっております。
そして最後に、医療教育でもICTは非常に有用に使われているということで、獨協医科大学の池上先生にお話をいただきます。
また、明日以降の合同分科会では、当分科会の代表講演として、金沢工業大学の宮本先生より金沢工業大学での教育の取り組みについてのお話も予定しています。そちらも含めますと、大学入学前、在学中、そして卒業後社会に出てからの様々なシーンでのICT利用について、皆さんと一緒に議論を深めていければと思っております。
かなり長丁場の議論であり、非常に濃い半日になろうかと思いますが、お付き合いいただければと思います。よろしくお願いいたします。
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