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開催趣旨




企画委員まとめ役:佐藤 一雄(防災科学技術研究所)

ただいまご紹介に預かりました防災科学技術研究所の佐藤と申します。

プログラムに書いてございますように、国立大学あるいは国立研究機関が独立大学法人あるいは独立行政法人という形になりまして、研究あるいは大学での活動が今までとは違った側面で捉えられるようになってきたのではないかと思います。

その中で、いろいろな矛盾点が浮き彫りになったり、あるいは改善すべき、あるいはまだどう対処すべきか未知の問題も種々噴出してきているのではないでしょうか。

今年の4月からは大学までもが独立法人になってしまって、一体この先日本は、科学創造立国と言いながら、科学技術をどのように考えているのかという疑問を抱かざるを得ない状況に直面しているのではないかと思います。

今回のSS研合同分科会は、まさに皆さま方の抱えている問題、あるいは今後どうあるべきかという戦略も含めて、この場で議論して解決の糸口を見いだしていただければということで開催を考えました。

最後の3日目になりますけれども、いろいろなパネラーの方に登場いただき、各パネラーの立場立場において、いろいろな問題、あるいはどうすべきかという発言もあるかと思いますので、ぜひ皆さま方と有意義な議論を進めていきたいというのが、私ども企画委員の願いでございます。

そういう意味で、今までとはちょっと違った形でのSS研究会という形になると思いますが、活発なご議論、あわせて3日間という長丁場になりますが、ぜひ奮って会員の皆さまの出席をお願いしたいと思います。

それでは企画委員を代表しまして、皆さま方にお願いと挨拶を兼ねて、合同分科会の開催趣旨を述べさせていただきました。よろしくお願いいたします。(拍手)



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