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会長挨拶

SS研会長 : 永安 正彦(宇宙航空研究開発機構)

     ご紹介いただきました永安でございます。合同分科会の開催にあたり、一言ご挨拶させていただきます。

     本日はお忙しいところSS研合同分科会に多数ご参加いただき有り難うございます。今年もSS研の主要活動である合同分科会を盛大に開催することができまして非常に喜ばしく思っております。松澤先生をはじめとする企画委員、事務局、発表者の方々を含め、準備に当たられた皆様のご尽力に感謝申し上げます。

     昨年まではHPCミーティングと合同で開催しておりましたが、今年は新たな試みとして、個別に開催することとしました。HPCにつきましては、蕪木先生をはじめとする企画委員の皆様のご尽力をもちまして、HPCフォーラムとして、10月3日に東京で開催し、成功裏に終えることができました。

     今回の合同分科会では、日程は3日間たっぷりとってあり、日頃のSS研の活動の報告、各分科会、グリッドに関するパネル討論等盛りだくさんでございます。また、分科会の組み合わせなどいろいろ改善が試みられております。これは、幹事、企画委員、事務局をはじめとする担当の方々によるSS研活性化への改革のご努力の賜であります。

     今年のテーマは、「グリッドコンピューティングを考える」でございます。グリッドには多様なイメージがあるということで、そこのところを本日村岡先生にお話しいただけるということで、非常に楽しみにしております。

     スパコン分野では、米国が新たなプロジェクト立ち上げを計画しているとも報じられております。我が国も計算機システム及びアプリケーションの両分野で世界をリードしていけるようになりたいと思いますし、SS研としましても、それに貢献できるよう、会員の皆様のご協力のもとに努力していきたいと思います。

     SS研の会則によりますと、SS研の目的は「会員相互の情報交換、ディスカッションを通して協力体制を確立し、会員相互の発展に資する」となっております。本合同分科会は会員相互の貴重な交流の場でございますので、大いに意見交換をしていただき、今後の取り組みの方向を見出して頂ければ幸いであります。

     最後に本合同分科会が一層有意義な会合となることを期待致しまして、簡単ですがご挨拶とさせていただきます。 (拍手)


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