[第23回 議事決議/報告資料TOP] [SS研ホームページ]

中締め挨拶


幹事 : 福田 正大(航空宇宙技術研究所)

 ただいま紹介していただきました、肩書きを抜きました福田です。といいますのは、この3月までは航空宇宙技術研究所というところにおりましたが、4月から日本原子力研究所の関西研究所に、ここは京都府の南の端の方にあるのですが、出向しておりますので、航研のと言っても、原研のと言っても、なかなか通じにくいので、福田で済ませます。

 さて、今日はちょっと長めにお話させていただきます。(笑)
 私は、SS研の研究会そのものには、ずいぶん昔から出席させていただいていたのですが、幹事ということでは、いまあらためて事務局の方にたずねますと、7年間やらせていただいたようです。この幹事をやらせてもらって、昨年、私は非常にありがたかったとつくづく感じました。ここにいらっしゃる方の何名かの方はご存知かと思いますが、旧科学技術庁がITBLという予算をやっております。この予算をやっている間に、文部省の方に頼みごとが出きたとき、だいぶメールを出させていただきました。そのメールを出させていただいた相手というのは、この場にも何名かの先生がいらっしゃいますが、幹事をやっているときにいろいろお知り合いになった先生方で、「すぐ返事よこせ」と図々しいメールを出させていただきました。それがどの程度効果があったのかは分かりませんが、 おかげさまで、ITBLというプロジェクトをスタートさせることができました。このITBLというのは、IT Based Laboratoryの略です。これのそもそもの名付け親は、今年度からSS研の幹事を引き受けていただきました理化学研究所の姫野さんで、ITBLのゴッドファーザです。

 そのような形でお世話になることができたのは、ヒューマンネットワークというのですか、自分の本来の専門分野でしかつながらないネットワーク以外に、非常に多岐にわたる分野の先生方と知り合いになれた、ということを私は非常にありがたいと思っております。それが単に大学の先生方だけではなく、国立研究所、それからHPCミーティングというのは、民間の方にも参加していただいてますので、民間の方ともいろいろお知り合い になれたというのが非常に良かったと思っております。

 私にとっては、最終的に得ることの多いSS研の幹事の活動であって、SS研そのもの、あるいは、富士通さんにとって、どの程度お役にたてたのかよく分かりませんが、この会というのが、そのように非常にいい場であるということをあらためて感じました。これから幹事になられる皆さん、現在、幹事の皆さん、それから研究会活動などでいろいろご協力いただいている皆さんにもそういうメリットがあると思いますし、富士通さんにとってもきっとそれは翻ってメリットであると思います。これからもSS研の発展を祈願しておりますので、よろしくお願いします。

 これで私の個人的な挨拶は忘れていただきます。これまでずっと中締めは私の役目だそうで、いつも締まらない中締めで申し訳ありませんでした。締まらない中締めが富士通の中締めだということだそうなので、ちょうど性にあっているということで、ずっとやらされてきているんだなぁと思います。まだまだ、皆さん話足りないことがいろいろあるかと思いますが、この会場そのものは、8時まであるそうなので、それぞれ皆さん、まだ名残尽きないお話をしていただきながら、またSS研の活動に参加していただくということをお願いして中締めの挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)


[第23回 議事決議/報告資料TOP] [SS研ホームページ]