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開催趣旨


企画委員 : 金澤 正憲(京都大学大型計算機センター)

 昨日のシステム技術分科会に続き、本日は科学技術計算分科会を開催します。朝から夕方までの長時間を予定しておりますが、よろしくお願いします。

 本日のテーマは、「未来を拓く計算科学の最新動向」ということで、会員の皆さんおよび富士通から、どのようにスーパーコンピュータが使われているのかの事例報告を中心にご発表いただきます。

 午前中は、近年スーパーコンピューティングでいつも話題となる可視化技術について、また、大規模データのハンドリング技術について会員からご報告いただきます。

 午後は、スーパーコンピューティングの利用事例のご発表を予定していますが、よく耳にするCFDや流体関係ではなく、今回は他の方面の分野に目を向け、少し毛色の変わった事例をご紹介いただきます。発表される方にはできるだけやさしく分かりやすいご説明をお願いしておりますが、最新の計算の内容をご説明いただく訳ですので、内容が非常に難しくなっています。予めご了承ください。
 最後は富士通から、PCクラスタへの取り組みについてお話しいただきます。

 本日のご発表により、「キラーアプリ」という新しい側面が結果として出てくれば、非常に嬉しく思います。また、本日はスーパーコンピュータをテーマにしていますが、近年ではたくさんのCPUを搭載した計算機が普通になっており、そのような計算機を利用しておられる方にも、本日ご発表いただく技術をぜひ参考にしていただければと思います。
 以上、開催のご挨拶とさせていただきます。

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