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 PCクラスタの動向についてご説明します。
  • 米国NASAのBeowulfプロジェクトは、1994年に16台のPCを10MbpsのEthernetで接続したシステム構成で、MPI等のコモディティな部品の組み合わせで構成したPCクラスタシステムです。
  • 日本RWCPのSCoreプロジェクトは、1996年に32台のPCを2GbpsのMyrinetで接続したシステム構成で、SCoreというPCクラスタ用ソフトウェアを開発したPCクラスタシステムです。
  • PCクラスタは、計算サーバとしての性能が向上しており、2001年度では計算サーバTop500の上位にランキングされています。

 PCクラスタへの取り組みの背景として、PCの高性能化、研究部門を中心としたユーザの利用拡大、コンパイラ等の言語やデバッガ等の開発ツールが整備されていることがあげられます。このような背景から、富士通では、トータルなソリューションを提供いたします。


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