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まとめ


企画委員 : 土田 昭司(関西大学情報処理センター)

     みなさま、お疲れさまでした。今日は「デジタルキャンパスの実現に向けて」というテーマで、向殿先生と済賀先生から基調講演をいただきました。それから、日本福祉大学と関西大学から事例を報告していただき、そして最後に、富士通の製品のご紹介をしていただきました。

     この種の事柄は、考えれば非常に難しい問題でして、私は文科系の人間ですから文科的なことを言いますが、「教育とは何か」とか「大学の姿はどうあるべきか」とか根本的な問いを突きつけられることであります。しかしながら、技術の進展や時代の発展に伴って大学も変わらなければなりません。そこに情報システムがどのように関われるか、あるいは、情報システムの方からそのような世の中の動きに対し、どのような提案ができるかということを模索する一場となったとすれば大変に幸いです。現実にはデジタルキャンパスは、事例報告の大学でもそうでしたが、評価がまだ定まっていない。実際やってはみたけれどこれから先どう評価されていくのか分からない、という段階にあると思います。向殿先生がおっしゃっていましたが、「走りながら考える」ということを、デジタルキャンパスに関わる誰もがやっているのだと思います。しかし、この情報関係の事業は、すべて「走りながら考える」ところですので、みなさんご一緒に考えていきましょう!ということでまとめにさせていただきます。
    ありがとうございました。(拍手)


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