(1)活動方針
- 平成12年度は、GUIの基本を支える可視化技術について、Webベースの視点から、現場の利用者による事例検討に基づき、可視化利用上の制約要件の調査・分析、可視化方式の分析、そしてピクセル指向型の可視化表示技法の検討等を実施した。
平成13年度は、今までの検討を踏まえ、Web可視化技術の中で、今後特に必要となってくるリアルタイム及びバッチ処理での大規模計算データの可視化について、その表示技法についての研究を行う。また、平成12年度に検討してきた「プログラムの中身を見る方法」についてのパッケージ化について取り組む。
本WGでは、『Web技術を可視化ツールに利用する手法』について、可視化利用者自らが、自分の環境は自分で選択・構築・整備し、それに必要なツール・技術を使いこなすための問題点、不足機能、その補完方法について研究を行う。この中で、ユーザ・ニーズへの対応技術について、その現状と問題点、そして解決法等を鮮明にしたい。
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