Scientific System研究会HomePCクラスタの高度利用WG 〜活動計画〜
PCクラスタの高度利用WG TOPに戻る

(1)活動方針
PCクラスタはコストパフォーマンスが非常に良い為、研究者が中心となって導入を図って来た。 しかしながら、その陰で運用にあたってのノウハウやジョブ管理に関する使い勝手など、本格的にPCクラスタを導入する場合には問題となることが多い。さらにグリッド技術と組み合わせた使い方など、新たな提案も多くなされてきている。

そこで、先端的な使い方をしているユーザー事例を中心に、PCクラスタに関係するハードウェアやソフトウェアに関して調査を行い、最終的には得られた新たな知見を整理し、報告書としてまとめ、会員に広く普及する活動を行う。
(2)活動内容
  1. 新たなハードウェアの到来とそのPCクラスタにおける価値
    • AMDのOpteronなどの新たなCPUやPCI-X
    • InfiniBandとMyrinetXP、10GEthernetなどのネットワーク
  2. グラフィック処理・音響処理などの新応用分野
    • グラフィックス処理の並列化技術
    • 音響処理の並列化技術
  3. 高度利用ソフトウェア
    • XPFortran
    • GRID技術
  4. 高度利用システムにおける標準化仕様の適用分野とその技術
    • クラスタ間共用ファイルの創成、参照、更新技術
(3)進め方
  • 開催回数 : 年4回程度
  • 活動期間 : 2年(2003-2004)