Scientific System研究会Home Linux版運用支援システム WG〜2003年度 活動計画〜
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1.活動方針

授業や学生の自学自習用に、大規模台数の教育用PCを教室に設置し、WindowsとLinuxのDual Boot環境を構築して いる大学が近年、増加している。大学の授業で使う大規模PC教室では、その授業に合わせての教材/ソフトの資源 配布や、日々の運用の省力化(自動化)、そしてトラブルが発生した場合のリカバリーの3つの機能が要求される。 Windowsについては、セルフメンテナンスを用いることにより、事細かな自動化対応をしているが、Linuxについて は、運用管理者が手作業で対応しているのが錫情である。
その一方で、大規模台数のPCを導入しているにも関わらず、運用・管理コストの削減が思うように進んでいない。 これは上記のLinuxの運用管理の省力化が進んでいないことと一致するところもある。運用管理者からは、大学での 運用上、いたずら等、セキュリティの点から、Windowsでのセルフメンテナンスと同等のものが要望されている。
そこで、本WGでは、大学の大規模PC教室にあるDual Boot環境でのLinuxシステムについて、資源配布、省力化 (自動化)、リカバリーの3機能を柱としたLinux版のセルフメンテナンスについての検討を目的として活動する。 今年度は、特に資源配布について先行検討し、プロトタイプの作成とその評価を実施する。

2.活動内容

  • 大規模PC教室のDual Boot環境Linuxシステムでの機能要件抽出と整理
  • 資源配布機能のLinux版セルフメンテナンスのプロトタイプ作成
  • プロトタイプの評価
3.進め方
  • 開催回数: 年4回程度
  • 活動期間: 2年程度(H15-H16)

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