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システム技術分科会 2014年度活動計画

活動方針

 近年のサイバーセキュリティインシデントは急激に多様化するとともに、組織や個人に与える影響が深刻化し、致命的なものも増えてきた。例えば、フィッシングや標的型攻撃による識別子やパスワードの流出、また流出したIDの情報を使用したSPAMメール攻撃や、不用意なサービス公開によるUDPパケット攻撃によるサービス壊滅的な被害、インターネットから直接アクセス可能な複合機からの重要な情報の流出、パソコンやUSBの盗難、紛失による個人情報の漏洩などをあげることができるが、いずれも従来のファイアウォール、IPS、IDSやアンチウイルスソフトでは有効な対策ができないものばかりで、新たなセキュリティ対策が求められている。
 本年度は、このような新たなサイバーセキュリティインシデントを総括し、その対策に必要なリテラシーとあわせて紹介する。そして、新しい対策として、構成員の意識を向上させるサイバーセキュリティ訓練、組織的にセキュリティ対策に取り組むISMSの導入、さらに、セキュリティ被害に対する保険をとりあげる予定である。
 本年度も、クリッカーを活用し、講演者と聴衆の距離を近付ける形式を目指す。

活動内容

  1. 第1回会合
    □メインテーマ: 「今求められる新たなセキュリティ対策 -訓練と保険- (仮)」
    □具体的内容:
    • 講演候補
      1. サイバーセキュリティインシデントの対策に必要なリテラシー
      2. サイバー攻撃(標的型メールなど)に関する訓練
      3. 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)
      4. 保険(賠償リスクの補償)
  2. 第2回会合
    □メインテーマ: 今求められる新たなキャンパスネットワーク -技術と法律-(仮)
    □講演候補: 第2回企画会議で詳細検討予定
  3. 合同分科会代表報告
    □講演候補: メーリングリストで詳細検討予定

進め方

  • 開催回数: 年2回
  • 開催時期
    • 第1回会合: 2014年8月25日(月) (富士通 本社)
    • 第2回会合: 2015年1月30日(金)(富士通 本社)

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