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システム技術分科会 2010年度活動計画

活動方針

 近年、急速に普及してきたクラウドは、システム技術の観点から見ると、システム運用のアウトソース、データセンターを利用したITリソースの安全な保管、SaaS利用などの集大成といえる。完成度の高いクラウドにおいては、従来自組織で管理していたシステムを利用者に対してほぼ同じようにサービス提供が可能になるため、システム運用管理のオーバヘッドを大幅に削減できる可能性がある。その一方、システム運用をアウトソースすることにより、自組織でシステム技術者育成が出来なくなるという問題も考えられる。
 このような背景のもと、2010年度のシステム技術分科会では、システム技術の観点でクラウドを取り上げる。第1回目の分科会では、まずクラウドそのものの理解を深める機会を提供する。さらに、アウトソース先としてクラウドを自組織のシステム運用に採り入れている事例やクラウド導入サービスの紹介などを通じて、クラウドについて広く理解を深める。第2回目の分科会では、システム技術者が最も注意を払うべき、クラウドを利用したシステムにおけるセキュリティに着目する予定である。また、2010年度は通年でクラウドをテーマにするため、第1回目会合時に参加者からアンケートを取りその内容を第2回目に反映する予定である。

活動内容

  1. 第1回会合
    □メインテーマ:「システム技術におけるクラウドの基礎とその導入(仮)」
    □具体的な内容
    • 発表候補
      • チュートリアル
      • 事例
        • アウトソース型クラウド事例(仮)
        • 富士通のプライベートクラウド事例(仮)
        • 従来からの取り組みが実はプライベートクラウドであるという事例(仮)
  2. 第2回会合
    □メインテーマ:「クラウドのセキュリティ(ユーザ側から見たクラウド)(仮)」
    □具体的な内容:第2回企画会議で詳細検討予定
  3. 合同分科会代表報告
    □テーマ候補:第2回企画会議で詳細検討予定

進め方

  • 開催回数:年2回
  • 開催時期
    • 第1回会合:2010年8月27日(金) (富士通本社)
    • 第2回会合:2011年1月予定   (場所未定)

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