システム技術分科会 2007年度活動計画
活動方針
会員機関では、機関内でのIT技術の普及により、情報システムを今まで以上に実用的に利する機会が増えている。また、情報システムそのものの高度化は急速であり、その利用、運用も複雑化してきている。また、組織の構造も、これらの情報システムの実用化を考慮したものに改変され始めている。さらに、この流れに従って、より重要な情報が増加しており、セキュリティの面から物理的な取扱には従来よりも注意が必要になってきた。このように、情報システムの本格的な普及は、社会そのものを変化させようとしている。
これらを背景に、最新の情報システムの活用や運用の技術やノウハウ、本格的な情報システムの運用に適した組織の話題、情報システムを日常的に使うにあたって新しく取り上げられるようになったセキュリティやプライバシの問題などに関連した事項についてタイムリーなテーマを取り上げ、情報提供と会員間の議論の場を提供し、現状の問題解決と将来の方向性を検討していく。
活動内容
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第1回会合
□メインテーマ:「教育現場へのICT活用(仮)」
□研究教育環境分科会との共催
□具体的な内容
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発表候補
- 教育現場へのICT活用事例紹介(遠隔授業システム事例、LMS活用事例)(会員報告1〜2件)
- 教育現場でのメタデータ利用技術報告(富士通)
*発表候補は研究教育環境分科会との合同企画会議にて決定予定。
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第2回会合
□メインテーマ:「サーバの仮想化(仮)」あるいは「情報漏洩(仮)」
□具体的な内容
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発表候補
- シンクライアント利用事例報告、情報漏洩マニュアル事例報告(会員)
- 仮想化動向報告
- Linuxシステムの大規模化に対するコミュニティの取組み(富士通)
*詳細等は第2回企画会議で検討する。
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合同分科会懇談会
□テーマ:「システム統一化は事業の予算削減になるのか(仕事を減らせるのか)」
*詳細等は第2回企画会議で検討する。
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合同分科会代表報告
進め方
- 開催回数:年2回
- 開催時期
- 第1回会合:9月11日(火)(東京)(研究教育環境分科会と共同開催)
- 第2回会合:1月中旬頃(東京)