近年、急速に普及してきたクラウドとは、システム技術の観点から見ると、システム運用のアウトソース、データセンターを利用したITリソースの安全な保管、SaaS利用などの集大成といえる。完成度の高いクラウドにおいては、従来自組織で管理していたシステムを利用者に対してほぼ同じようにサービス提供が可能になるため、システム運用管理のオーバヘッドを大幅に削減できる可能性がある。その一方、集中システムにみられる対障害性の問題や、システム運用をアウトソースすることにより自組織でシステム技術者育成が出来なくなるという問題も考えられる。
このような背景のもと、2010年度のシステム技術分科会では、システム技術の観点でクラウドを取り上げる。第1回目の今回は、まずクラウドそのものの理解を深める機会を提供する。さらに、アウトソース先としてクラウドを自組織のシステム運用に採り入れている事例やクラウド導入サービスの紹介などを通じて、クラウドについて広く理解を深める。なお、第2回会合では、システム技術者が最も注意を払うべき、クラウドを利用したシステムにおけるセキュリティに着目する予定である。
13:00- | 受付 |
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Session1 [司会]神成 政明 (日本原子力研究開発機構) | |
13:30-13:40 |
【開会あいさつ】
岡村 耕二 (九州大学情報基盤研究開発センター)
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13:40-14:30 講演 40分 Q&A 10分 |
【講演1】
クラウドコンピューティングの動向と富士通の取り組み
富士通株式会社 中村 記章 [プロフィール]
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14:30-15:20 講演 40分 Q&A 10分 |
【講演2】
クラウドコンピューティングの全面適用とその効果
静岡大学 井上 春樹 [プロフィール]
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15:20-15:40 | 休憩(20分) |
Session2 [司会]奥村 勝 (福岡大学総合情報処理センター) | |
15:40-16:30 講演 40分 Q&A 10分 |
【講演3】
富士通におけるソフトウェア開発クラウドの実践事例
富士通株式会社 赤松 弘之 [プロフィール]
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16:30-17:20 講演 40分 Q&A 10分 |
【講演4】
プライベートクラウド化がもたらすセンターシステムの価値
-農林水産研究情報総合センターのコアコンピタンスとは何か-
農林水産技術会議事務局 服部 紳二 [プロフィール]
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17:20-17:30 |
【閉会あいさつ】
岡村 耕二 (九州大学情報基盤研究開発センター)
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17:30-17:45 | 休憩(15分) |
17:45-19:00 |
【懇親会】
お飲み物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にご参加下さい。(会費 \500)
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