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システム技術分科会 第1回会合(開催案内)

システム運用とOpen Source

※ SS研,IS研,CS研会員機関の方ならどなたでも参加できます。
※ 終了しました。
印刷用ご案内

本イベントにおける新型インフルエンザ対応について

新型インフルエンザへの対応につきましては下記の通りご連絡いたします。
予めご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

   ・体調不良の方は入場をご遠慮いただく場合があります。
   ・今後の感染状況によっては、本会を延期または中止する場合があります。

                             以上(SS研事務局)

1.日時 :2009年9月8日(火)
・会 合  13:30〜17:20 (受付 13:00〜)
・懇親会  17:35〜19:00
2.場所 :富士通本社 24階 大会議室
3.開催趣旨
 近年、大学や研究機関などの組織において、多くのサービスが電子され、そのシステムの運用管理が重要になってきました。さらに、近年の、サービス品質、信頼性の向上への要求によって、これらのサービスの運用管理形態、体制は、数年前のそれから変化しています。特に、信頼性の面では著しく向上した商用パッケージ等の登場により、従来センターのスタッフが自ら全てを行なっていた形態から、導入・保守業者にアウトソーシングのような形態で、問題発生時のトラブルシュートまで技術的な用件は全てを委託しているような例も少なくありません。しかし、商用パッケージが普及する一方で、Open Source によるシステム構築、運用を中心にシステム運用管理を行なっている組織もあります。Open Source を用いる場合、トラブルの発見を自組織で早期に発見したり、システム自体にかかる費用を低減できるというメリットが期待できるからです。
 組織で導入されているシステムは、そのサービスの内容によって、運用管理を非常に厳しく行なう必要のあるものから、緩やかなものまで様々です。そのため、費用度外視の重要なシステムは商用パッケージで、また、費用を抑えることができるシステムは Open Source で人材育成も兼ねて、というのが理想のように思えます。しかし、昨今のシステム運用を総合的に考えると、理想や導入コストだけで Open Source 導入を決定することは困難であるのが実情です。
 このような背景で、システム技術分科会では、最近のシステム運用管理において積極的に Open Source を導入している事例や、Open Source そのものの開発に取り組まれている方とのディスカッションで、システム運用管理における Open Source 導入のメリット、デメリットについて色々な面から、理解を深める場を設けたいと思います。
4.プログラム(敬称略)
13:00- 受付
13:30-13:40 開会あいさつ
岡村 耕二(九州大学情報基盤研究開発センター)
13:40-14:30
講演:40分
Q&A:10分
[1] オープンソースの上手な活用方法
株式会社 びぎねっと    宮原 徹

オープンソースソフトウェアの活用が叫ばれるようになって10年ほど経ちますが、ただ単純にOSSを導入すればコストが削減でき、システムの品質が高まるわけではなく、通常の商用ソフトウェアの導入と同様に考慮すべき点があります。特に商用ソフトウェアとの互換性や運用保守体制など、システムの運用面についても考慮しなければなりません。
本講演では、オープンソースを導入し活用する上でのポイントを解説します。
Keyword:OSS、活用方法、コスト削減、品質、互換性

14:30-15:20
講演:40分
Q&A:10分
[2] 早稲田大学におけるOSS活用事例
株式会社 早稲田総研インターナショナル    神馬 豊彦

早稲田大学ではOSSによる全学の事務システムの開発を進め、2003年より本稼動している。運用当初は人的リソースや開発期間の不足により、一部サービスの停止といった事態を招いたが、開発体制・システムの抜本的見直しにより、現在では安定的に運用している。その利用範囲は事務システムにとどまらず、認証管理、文書共有、LMSにいたるまで、積極的に取り入れている。
早稲田大学のシステムの現状、OSSの選定理由、OSSを利用してみてわかったことなどについて紹介する。
Keyword:OSS、LAPP、事務システム、選定理由

15:20-15:40 休憩
15:40-16:20
報告:40分
Q&A:10分
[3] オープンソースを活用した高等教育機関の情報基盤の開発と運用
徳島大学高度情報化基盤センター    金西 計英

大学の情報化は進んでおり、さまざまな情報システムが導入されている。その中で、情報システムの連携に対する要求が高まる。具体的には、システム間のSSO(Single Sign On)の実現である。さらに、大学間で情報システムを連携する試みも始まっている。徳島大学での実践に基づき、OSSを活用した大学情報システムの構築と運用について、システム間の連携を中心に、報告をおこなう。
Keyword:OSS、認証基盤、Shibboleth、Webアプリケーション、情報システム運用

16:20-17:10
報告:40分
Q&A:10分
[4] 富士通のOpen Sourceへの取り組み
富士通(株)プラットフォーム技術本部    吉田 正敏

オープンソースソフトウェア(OSS)は、オペレーティングシステムであるLinux(リナックス)をはじめ、データベースやアプリケーションサーバといったミドルウェアの領域においても適用範囲が拡大してきています。
本講演では、OSSの将来性と課題を提示し、どのような領域や用途で使用されているか、また、富士通がどのような取り組みをしているか、具体的な事例をまじえてご説明します。加えて、富士通のOSSコミュニティへの貢献についてご紹介します。
Keyword:OSS、オープンソース、Linux、IAサーバ

17:10-17:20 閉会あいさつ
岡村 耕二(九州大学情報基盤研究開発センター)
17:20-17:35 休憩    

*講演者、企画委員によるニュースレター編集会議があります。

17:35-19:00 懇親会(会費:\500)

#お飲み物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にどうぞ。
#会費は当日受付にて申し受けます。

5.参加費 :無料(懇親会へご参加の場合は \500)
6.申込み :   ※ お申込み受付は終了しました。

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