Scientific System研究会Homeシステム技術分科会 〜2002年度第1回会合プログラム〜   [ポイント]
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ネットワーク構築管理とセキュリティ
SS研会員機関の方ならどなたでも参加出来ます。
 
1.日時2002年 8月 1日(木) 13:30〜 17:30
    科学技術計算分科会(8月2日)と連続開催
 
2.場所富士通(株)本社 20階 大会議室
 
3.開催趣旨 会員組織のキャンパスネットワークも、昨年度補正のついた組織では、ATMネットワークからギガビットイーサネットとレイヤ3スイッチの組み合わせに移行しつつある。 それとともに、セキュリティ対応を考えたネットワーク設計も一般化した。 最近の設計では、VLANをセキュリティ対策に活用する例が増加している。
システム技術研究会の第1回会合では、会員による最新のネットワーク構築事例報告を主体に、セキュリティを考えたネットワーク設計や構築について検討する。
 
4.プログラム(敬称略)
13:00〜13:30受付
座長 : 苅田幸雄 (高エネルギー加速器研究機構計算科学センター)
13:30〜13:35
開催趣旨
長谷川明生 (名古屋大学情報連携基盤センター)
13:35〜14:20

講演 35分
QA 10分
「安全なギガビットネットワークシステムの構築と管理の現状」
京都大学学術情報メディアセンター 高倉弘喜
 
本年度より正式に運用を開始したセキュリティ重視のネットワークKUINS-IIIは、2キ ャンパスと5遠隔地にまたがり、それぞれの居室に16,000ポートを超える情報コンセントが配線され、全体で約4,000個のVLANから構成されている。 大学では、一般的なVLANと異なり、各VLAN毎に異なったVLAN間のルーティングやフィルタリングによる木目細かなアクセス制御が必要となる。 京都大学がこのようなネットワークを必要とした背景、構築時に直面した問題、および、現状の管理の難しさについて報告する。
14:20〜15:05

講演 35分
QA 10分
「学内ネットワーク管理運用支援システムの使用経験について」
九州芸術工科大学情報処理センター 藤村直美, 高比良広人, 堀良彰, 平山善一
 
新しく導入した学内ネットワークの管理運営を円滑に行うために、新規に開発したオンライン端局設置申請システム、VLAN切替えシステム、不正ホスト追跡システムについて、実際の導入や運用の経験に基づいて効果や問題点を報告する。
15:05〜15:25Coffee break
座長 : 国吉光 (東京電機大学総合メディアセンター)
15:25〜15:55

講演 25分
QA 5分
「理化学研究所ネットワークの事例紹介」
理化学研究所 吉田充
 
セキュリティ対策を含めた運用管理の事例として理化学研究所のネットワークやサーバの運用管理の概要と監査、監視、ウィルス対策などの実際について紹介する。
15:55〜16:40

講演 35分
QA 10分
「ネットワーク再構築:セキュリティと管理」
高エネルギー加速器研究機構 計算科学センター 湯浅富久子
 
2002年初頭にSuperSINET超高速バックボーンが運用開始された。 それに伴い高エネルギー加速器研究機構ではWAN/LANともにネットワークインフラストラクチャの高速化を行った。 このネットワーク再構築では高速化のみならず「セキュリティに強いネットワークつくり」や「無線LAN導入」など新た な試みを行い、研究遂行上の利便性の確保とセキュリティのバランスをとることを目指した。
ここでは、再構築後のわれわれのネットワークの構造について述べるとともに新たに取り入れたネットワーク管理方法について述べる。
16:40〜17:25

講演 35分
QA 10分
「侵入検知システム(IDS)の最新動向」
富士通研究所 セキュアコンピューティング研究部 鳥居悟
 
ネットワーク環境やコンピュータ利用形態の進化に伴い,不正アクセスの手口も高度化・巧妙化してきており,不正アクセスを検知する「侵入検知システム(IDS:Intrusion Detection System)」はこれらに対応した技術革新が求められている. 本報告では,分散型IDSやハニーポットなど,近年注目されているいくつかの侵入検知技術を紹介する.
17:25〜17:30
まとめ
長谷川明生 (名古屋大学情報連携基盤センター)
17:30終了
17:50〜 懇親会 [於:20階ホール]
 
5.参加費無料。
但し、懇親会費(希望者)のみ、\2,000,- 徴収させて頂きます。
 
6.申し込み 受付終了しました。
 
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