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科学技術計算分科会 2017年度活動計画

活動方針

 「京」コンピュータが稼働開始して6年、HPC分野の進歩は著しく、昨年11月のTOP500での報告によると、トップレベルは100PFLOPSの実行性能を目前にしており、また、我が国からも最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)によるOakforest-PACSが稼働、TOP500リストで「京」コンピュータの7位を越え6位となっている。「京」コンピュータでは、科学技術分野において数多くの成果が得られており、HPC能力向上により、今後さらに多くの成果が期待されている。そのような状況のなかで、ポスト「京」プロジェクトにおいても、挑戦すべき重点課題や萌芽的課題が選定されるなど、より複雑に、より適用先を広げて、新たな可能性を追求していくことになる。本分科会においては、2017年度は、HPCフォーラムおよび科学技術計算分科会を通して、さらなる科学技術計算の広がりについて議論していく。

活動内容

  1. SS研HPCフォーラム2017
    ■メインテーマ:計算科学の新たな可能性
    ■開催日/場所:2017年8月30日(水) / 富士通本社
    ■具体的内容:
    1) 「ドメイン特化による高性能・高生産性プログラミング」 / 丸山 直也 (理化学研究所)
    2) 「量子ダイナミクスの第一原理計算と光科学フロンティアへの展開」 / 矢花 一浩 (筑波大学)
    3) パネルディスカッション「HPC の社会シミュレーションへの展開」
      コーディネータ:田中 輝雄 (工学院大学)
      パネリスト:
        堀 宗朗 (東大)    [マルチエージェントシステムを利用した群集避難シミュレーション]
        藤澤 克樹 (九大)   [ヒト・モノのモビリティの数理モデルと産業応?]
        野田 五十樹 (産総研) [社会シミュレーションの可能性とHPCの活用(人流・交通)]
        上東 貴志 (神戸大)  [近似ベイズ計算に基づく大規模シミュレーションモデルの推定と評価]

    4) 「ポスト「京」開発の取り組み 」 / 新庄 直樹 (富士通(株))
  2. 科学技術計算分科会
    ■メインテーマ:拡がるHPC 〜新たな鼓動〜
    ■開催日/場所:2017年10月26日(木) / ANAクラウンプラザホテル神戸
    ■具体的内容:第2回企画会議で詳細検討予定 (4講演程度)

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