科学技術計算分科会 2015年度活動計画
活動方針
計算を主要な研究手段とする計算科学は、高性能計算システムの発展とともに新しい展開を迎えつつある。かつては夢であったPFlops(1秒間に1000兆回の演算速度)を越えるコンピュータは今や世界で50台に達し、科学技術の諸分野で多くの成果を上げつつある。しかし成果を上げれば上げるほど、さらに大規模、複雑な対象をより精密に計算する要求が高まり、いっそう高性能なコンピュータが必要となる。また演算速度だけではなく、コンピュータにより大規模なデータや大規模な知識を取り扱う研究も進みつつあり、コンピュータ・システムに新しい機能を要求している。2015年度はSS研HPCフォーラムおよび科学技術計算分科会を通して、計算科学の新潮流と、そのためのシステムの方向性について議論したい。
活動内容
- SS研HPCフォーラム2015
■メインテーマ:計算科学の新潮流(フロンティア)
■開催日/場所:2015年8月28日 / 富士通本社
■具体的内容:
1) Deep learningについて / 講演者調整中
2) 利用者から見た液浸冷却スパコンについて / 講演者調整中
3) 「タイトル未定(利用者から見たFX100について)」 / 高木 亮治 (宇宙航空研究開発機構)
4) 富士通報告 / 講演者調整中
5) パネルディスカッション「拡がるHPC」 / コーディネータ:小柳 義夫(神戸大)、パネリスト:調整中
- 科学技術計算分科会
■メインテーマ:未定
■開催日/場所:2015年10月28日(水) / ホテルオークラ神戸
■具体的内容:第2回企画会議で詳細検討予定
1) アプリケーションについて / 講演者未定
2) ポスト「京」について / 講演者未定
3) WG報告「ファイルシステム利用技術WG」
4) 富士通報告 / 講演者未定
懇談会 テーマ未定
- 合同分科会 - 科学技術計算分科会代表報告
■講演候補:病気伝染のシミュレーションについて / 講演者調整中