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科学技術計算分科会 2009年度活動計画

活動方針

 近年、ナノサイエンス・材料、ライフサイエンス、気象・防災、環境・エネルギー、原子力、航空・宇宙などにおける大規模科学技術計算ニーズが飛躍的に増大するとともに、民間企業等においても開発のコストの削減、リードタイム短縮を目的としたシミュレーション・解析の実用化が進展し、本格的にペタフロップス級の処理性能を必要とする時代を迎えつつある。しかし、ペタスケール計算機を実用に供するためには、プロセッサやシステム技術だけでなく、並列プログラミングやチューニング、ファイルシステム、ミドルウェア、大規模データのプリポスト処理技術においても、一段のスケールアップや従来以上のブレークスルーが必要となる。  これらの状況を踏まえ、2009年度は、SS研HPCフォーラムおよび科学技術計算分科会を通して、ペタスケール時代のアプリケーションのあり方、大規模並列プログラミング技術や開発環境について重点的に議論を行っていく。また、現在進められているペタ級プロジェクトや起こりつつある革新を視野に、議論を通じて現状の課題解決や将来の方向性について検討する。

活動内容

  1. SS研HPCフォーラム2009
    □メインテーマ:「ペタスケール時代のシステムとアプリケーション」
    □具体的な内容
    • 発表候補
      • 海外招待講演:ペタおよびエクサ時代のコンピューティング(仮):Dr. Jack Dongarra
      • 事例報告(アプリ):心臓シミュレーション
      • 事例報告(システム):JAXA FX1システム
      • 事例報告(アプリ):大規模構造解析
      • 事例報告(アプリ):MHD流体
      • 富士通報告:富士通のテクニカルコンピューティングへの取り組み(仮)
    • その他
      • 富士通からデモ展示(FX1、BX900、Venusウエハー 予定)を行う。
      • 懇親会(立食形式の簡易版)を行う。
  2. 会合
    □メインテーマ:未定
    □具体的な内容
    • 発表候補
      • 事例報告(アプリ)
      • 事例報告(システム)
      • 富士通報告
    • 懇談会
      • テーマ候補:マルチコアをどう使うか

進め方

  • 開催回数:年2回
  • 開催時期
    • SS研HPCフォーラム2009:2009年9月3日(木) (富士通 本社)
    • 会合: 2009年11月25日(水) (クラウンプラザ神戸)

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