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科学技術計算分科会 2008年度活動計画

活動方針

 近年、ナノサイエンス・材料、ライフサイエンス、環境・防災・気象、原子力、航空・宇宙などにおける大規模科学技術計算ニーズが飛躍的に向上するとともに、民間企業においても開発コスト削減、生産性向上を目的としたシミュレーション、解析の実用化が加速し、今まさにペタフロップス超時代の幕があけられようとしている。しかし、ペタスケールの計算機をより実用的なものにしていくためにはプロセッサ技術だけでなく、同時に並列化プログラミング技術やネットワーク、ストレージおよび格子生成・可視化等の大規模データのプレ・ポスト処理技術においても新たなブレークスルーが必要となる。
 これらの状況を踏まえ、2008年度は、科学技術計算分科会 および HPCフォーラムを通して、ペタスケール時代のプログラム開発技術およびシステム技術についてより深く掘り下げた議論を行っていく。また、これらを考える上で過去に起こったスケール超を振り返り、将来の方向性について検討する。

活動内容

  1. HPCフォーラム2008
    □メインテーマ:「ペタスケール・アプリを支える基盤技術」
    □具体的な内容
    • 発表候補
      • 海外招待講演
      • アーキテクチャと応用アプリの歴史的総括
      • ペタに向けた並列言語
      • ペタ時代の可視化技術
      • 富士通報告:ペタコンピュータ技術の紹介
    • その他
      • 懇親パーティ(ワンコインの簡易版。立食形式。)を実施する。
  2. 科学技術計算分科会
    □メインテーマ:未定
    □具体的な内容
    • 発表候補
      • T2K連携と京大システムの運用について
      • アクセラレータ技術
      • 富士通報告:JAXAシステム;マルチコア時代のコンパイラ
      • Grid Computing検討WG 報告
    • 懇談会:テーマ未定
      • テーマ候補
        • ファイルシステム/ストレージのアーキテクチャ
        • マルチコアをどう使うか
        • 次世代のフロントエンド
        • 次々次世代のナショナルフラグシップ
        • エクサ時代のアーキテクチャ

進め方

  • 開催回数:年2回
  • 開催時期
    • 第1回会合(HPCフォーラム):8月27日(水)(汐留シティセンター)(システム技術分科会と連続開催)
    • 第2回会合:10月22日(水)(リーガロイヤルホテル京都)(合同分科会と連続開催)

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