Scientific System研究会Home 科学技術計算分科会 〜2005年度 活動計画〜
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(1) 活動方針
 近年、計算機の処理能力が急速に向上した結果、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、環境分野などの多くの新しい大規模シミュレーションが行われるようになった。そして、それらを融合するマルチスケール・マルチフィジックスシミュレーションや、ハイパフォーマンスコンピューティングとリモートセンシング、ユビキタス環境の融合に対する挑戦も本格化しつつある。特に、昨年の大規模な自然災害を契機に防災、災害情報等に関して、シミュレーションと実世界との連携において、リアルタイム性や配信性を取り込んだスーパーコンピュータの必要性も指摘されている。
 これら複合的な機能が要求されるハイパフォーマンスコンピューティングにおいて、スーパーコンピュータと専用計算機、PCクラスタ、グリッドコンピューティング等の多様なシステムを如何に組み合わせ、利用形態に応じた最適なシステムにするかの議論が展開されている。
 2005年度は、科学技術計算分科会 および HPCフォーラムを通して、ペタフロップス、ペタバイトを要求するペタコンピューティング時代のプラットフォーム、利用環境、アプリケーションについて議論し、現状の問題解決と将来の方向性について検討する。
(2) 活動内容

  第1回(HPCフォーラム):ペタスケールコンピューティングで何が変わるのか(仮)

<発表候補>
*:二次候補
  1. 海外講演
  2. 富士通報告:富士通の目指すペタスケールコンピューティング
  3. 環境分野のシミュレーション事例
  4. ナノ分野(産業系)の事例
  5. バイオインフォマティック分野の事例
  6. ファイナンシャル・デリバティブの事例 *
  7. 自動車メーカ(CAE解析)の事例 *
  8. 各種デモ
  □第2回(科学技術計算分科会):テーマ未定

<発表候補>
  1. 富士通報告:PRIMEQUEST製品紹介(ハード/ソフト)
(3) 進め方
開催回数:
  • 年2回
  • 開催日時と開催場所:
  • 第1回会合 : 8月30日(火), 31日(水) (東京)
  • 第2回会合 : 10月26日(水) (東京) ※合同分科会と連続開催

  • 以 上

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